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サービス樹木とともに都市景観の未来を切り拓く
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グリーンメンテナンス部門、ツリーリスクアセスメント部門、ランドスケープコンサルティング部門の3部門が連携し、専門知識と技術を融合して、中⾧期的に植物を育成・管理します。これにより、景観や資産の付加価値を創造します。
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都内の桜で、モンクロシャチホコの防除に樹木医として立ち会いました。薬剤ウッドスターを使った、樹幹注入の作業です。
モンクロシャチホコは、シャチホコガ科に属するガの仲間で、「サクラケムシ」とも呼ばれています。幼虫がサクラをはじめとするバラ科の葉を好み、若いうちは枝先に群れて、並ぶように葉を食べていきます。多くの地域で成虫は6月から7月ごろに現れ、幼虫が目立ちはじめるのが8月、食害が大きくなるのが9月から10月にかけてです。育ちきると体長5cmほどになり、勢いのある年には葉をほとんど残さず食べてしまいます。秋に大量発生すると、翌年の花芽にまで影響が及ぶことがあります。幼虫に毒はなく、人が触れても害はありませんが、桜にとっては大きな被害です。
厄介なのは、被害が出てからでは手を打ちにくい点です。幼虫が広がったあとに薬剤を散布するとなると、広い範囲にまく必要があり、公園や街路では周囲への影響が気がかりになります。今回、幼虫が出てくる前のこの時期に樹幹注入を選んだのは、こうした理由からになります。
使用したウッドスターは、サンケイ化学のジノテフラン液剤(有効成分8.0%)で、ネオニコチノイド系の殺虫剤にあたります。幹にドリルで小さな孔をあけ、専用の器具で薬液を注入すると、木が水を吸い上げる力にのって、成分が枝葉へ行きわたります。ドリルで孔を開ける事には少なからず気持ちの面で抵抗はありますが、薬剤散布とちがって薬液が飛び散らないため、周りの環境や、木の下を通る人への影響を抑えられます。注入する量も少なく、木への負担が小さいことから、街なかのサクラに合わせた方法だと思います。
どんな薬剤にも向き不向きがあります。幹に空洞や腐朽のある木、樹勢の落ちた木、極端な老木には使えません。1本ずつ状態を確かめたうえで、注入してよいか、どれだけ入れるかを見極めて進めていきます。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
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3月に開業したばかりの大井町トラックスに先日立ち寄りました。
山手線などの車両基地に隣り合う立地でこどもたちは大興奮です。
大井町トラックスの植栽地で目に留まったのが、ミスト式の潅水です。細かな霧が葉のまわりに漂っていて涼やかさが伝わってきました。
私たちが植栽の自動潅水(水やり)と聞いて思い浮かべるのは、株元に這わせた点滴式のチューブだと思います。根の付近へ少しずつ水を落とし、土にゆっくり浸みこませていく方式で、蒸発や流亡のロスが少なく、実際、現場で灌水設備を設置する時のスタンダードです、
ミスト式は霧の粒は土に届く前に大半が気化し、その気化熱で周囲の空気そのものを冷やす仕組みです。実測では平均で2〜3℃、条件がそろえば4℃を超える低減も報告されていて、消費するエネルギーはエアコンの20分の1ほどとされています。もともとこの技術は、クスノキ林が葉からの蒸散で周りの気温を下げる働きを手本に組み立てられたと聞きます。樹木の生理をまねた仕組みで樹木を助けているところに面白さを感じました。
近年の夏は、土の水分よりも、高い気温と強い日射で葉の温度が上がりすぎ、蒸散が追いつかなくなることのほうが樹木にとってこたえます。ミストが空気と葉のまわりを冷やしてくれると、この負担がいくらか和らぐはずです。根へ水を届ける点滴式と、暑さそのものを下げるミスト式は、今後面白い形でコラボするのではと思っています。
もっとも、ミストだけで根に十分な水がまかなえるわけではありませんし、葉が濡れた状態が続けば病気を招くこともあります。あくまで点滴式の潅水があってこその補いで、噴霧する時間帯や量の管理は欠かせません。導入例がまだ少ないのは、ノズルの目詰まりや制御の手間、そして効果が目に見え�
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先日、岐阜県高山市でイチョウの診断をしてきました。荒木樹木医のお客様が長く大切にされてきた木です。
アーボソニック3Dとレジを使いながら、幹や根株の腐朽の具合と、残っている材の厚みを確かめていきました。荒木樹木医をはじめ、岐阜県の樹木医さんや造園に携わる方々にも加わっていただいて、機器の扱いや読み取り方をお伝えしつつ、実際に手を動かしていただく形で、一本を診ていきました。
樹木の診断でやっかいなのは、傷んでいるところが外から見えるとはかぎらないことです。中の腐朽がかなり進んでいても、表にキノコが出ていなかったり、これといった空洞が見当たらなかったりして、見た目だけでは気づけないことが少なくありません。だからこそ、機械の力を借りて中をのぞく必要があります。
アーボソニック3Dは、幹のまわりに付けたセンサーの間を、音がどれくらいの速さで伝わるかを測っていきます。しっかりした材の中は音が速く抜けて、腐れや空洞があるとそこを避けるように遅れて届きます。その差を拾って、断面の様子を絵にしていく仕組みです。とはいえ、これはあくまで音から推し量ったものですので、材が実際どれだけ残っているかは、アーボソニックの結果と目視診断した時に違和感を感じる箇所についてレジの細い針を入れて、物理的に確かめます。この二つの診断機器を合わせると、診断の精度がぐっと確かになります。
今回いちばん気をつけて見たのは、根株のところでした。根の付け根の腐れは、地面に近くて目が届きにくいうえに、倒れてはじめて分かることも珍しくありません。立っているうちにここを丁寧に診ておけるかどうかは、大きいと思います。ちなみに、空洞が断面のおよそ半分(50%)を超えていたり、開いた空洞が120度を超えてくるあたりを、伐採も視野に入れる一つの目安とすることがあります。もっとも、数字だけで決まる話ではなく、木の傾きや立っている場所、上に抱えた枝葉の量まで併せて見ていくことになります。
機器の使い方は何度かお伝えできましたが、こうして皆さんと一本の木を囲んで読み合っていると、私のほうが気づかされることもたくさんありました。長く手をかけられてきたイチョウですので、これからも無理のない形で立っていてくれるよう、診ていけたらと思います。お声がけいただいた荒木樹木医に、あらためて感謝しています。
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拡張した新事務所の部屋
テーブルを組み立てたり配置転換したり。
窓際の席はお向かいのお寺さんの緑が楽しめる特等席です。
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岐阜県高山市で荒木樹木医とご一緒に松の剪定をしてきました。
私たちからはツリークライミング用のハーネスやロープワークの使い方をお見せして、そのお返しと言ってはなんですが、雪の多い土地での松の扱いをいろいろと教えていただきました。実際に枝を目の前にしながらの話でしたからしっかり身体で覚えることができました。
東京で松ばかり診てきた私たちには、雪国の松はほとんど別の相手のように思えました。聞いていて一番なるほどと感じたのは、雪の害は「積もって重い」だけではないということです。枝の上に雪が乗って、その重みで折れてしまうのが冠雪害で、これはなんとなく想像がつきます。
やっかいなのはもう一方の雪圧害のほうで、積もった雪は時間とともに自分の重さで締まりながら沈んでいき、そのときに沈降圧という大きな力が下へかかってきます。幹が曲げられたり、枝が付け根からむしり取られたりするそうです。
そうした力にどう備えるかというと、よく知られているのは、支柱から縄を放射状に下ろして枝を吊る雪吊りです。兼六園のものは「りんご吊り」と呼ばれていて、もとはりんごの実の重みで枝が折れるのを吊って支えたのが始まりだそうです。ただ、実際には吊るより前から手は打たれているそうで、冬が来る前にあらかじめ枝を透かし、雪そのものを受けにくい枝ぶりに整えておきます。地域によっては「雪透かし」といわれています。吊って耐えさせるより前に、そもそも雪をためこませない。言われてみれば、よくできた順序だと思いました。
雪吊りの柱の先に付ける藁の飾りで、わらぽっちと呼ばれれものがあります。これが土地ごとに少しずつ形が違うそうです。雪に耐えるという働きだけを考えればいらないものですが、その土地の庭師が代々受け継いできた形があって、分かる人には誰の仕事か見当がつくそうです。雪と付き合うための仕事に、その土地の職人の手のあとまで残っているというのが、なんだか良いなと思いました。
道具やロープのことでしたら私からもお話しできますが、こればかりは、その土地で雪と松を相手にしてきた方にしか分からないものです。また雪の季節に高山へうかがってみたいと思います。
色々とご準備いただきありがとうございました。
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荒木樹木医のご案内で岐阜県高山市の随縁寺さんへ伺い、ご一緒に境内のマツの外観診断と、枝を支えているケーブリングの点検をさせていただきました。
本堂のかたわらで、長い時間をかけて枝を低く横へ力強く伸ばしてきた一本です。外から確かめられることには限りがありますが、それでも木は、幹の傾きや樹皮の質感、葉の色、枝先の伸び、根もとの張りといった立ち姿のなかに、この木がどんな時間を重ねてきたのか感じることができます。
あわせて、以前に取り付けられたケーブリングの状態も見せていただきました。ワイヤーや結束部材のゆるみ、金具と樹皮の擦れ、取り付け部にかかる負担などがあります。樹木そのものは年月とともに少しずつ太っていきますので、設置した当初とはワイヤーのテンションや荷重のかかり方が変わってくることもあり、定期的に見直していく必要があると考えています。
貴重な機会をありがとうございました。
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有限会社中山造園 荒木樹木医
株式会社門造園土木 松井樹木医
飛騨グリーン 塚本さん
ありがとうございます。
今日明日よろしくお願いいたします。
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岐阜へ向かう途中の寄り道で、松本市波田の安養寺様へ。
境内には二十数本の枝垂れ桜が枝を広げていて、本堂前の古木は樹齢五百年ほどと伝わります。松本市の天然記念物に指定されていて、信州を代表する桜の名所のひとつにも数えられているそうです。
枝垂れ桜の多くはエドヒガンの系統で、もともと寿命の長い樹種です。それでも五百年という歳月を一つの境内で過ごしてきた姿を前にすると、ただ古いというより、長いあいだどなたかが手を入れ続けてこられた重厚感に包まれています。
敷地内には、三本スギとコウヤマキの巨木もシダレザクラとともに、松本市の特別天然記念物に指定されています。
仕事柄、つい樹形や樹勢、根まわりに目がいってしまうのですが、これほどの老木になると、こちらが手を加えるというより、いかに邪魔をせずにそっと手を添える程度に見守るかなのだと、足を運ぶたびに思います。
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明日から岐阜県・飛騨高山へ。
6月22日から23日まで、株式会社トシ・ランドスケープの樹木医が、イチョウの樹木診断に伺います。
今回貴重な機会にお声がけいただいたのは、樹木医25期で高尾と同期の荒木樹木医です。
施主様が大切にされているイチョウについて、樹木診断機器のアーボソニック3Dやピカス、レジを使った機器診断を行いたいとのご相談をいただきました。
最近は倒木のニュースも多く、施主様も「このままで大丈夫なのか」という不安をお持ちとのことでした。
その一方で、「大切な木なので、できれば伐採はしたくない」というお気持ちもあります。
診断の結果によっては、高さを抑えるための剪定管理なども選択肢に入れながら、これからどう管理していくのがよいのかを一緒に考えていく予定です。
樹木診断は、単に危ない・危なくないを決めるだけの仕事ではありません。
その木が今どんな状態にあるのか。どこにリスクがあるのか。残すために何ができるのか。それでも避けられない判断があるのか。そうしたことを、現場で一本の木と向き合いながら診断し、丁寧にご説明させていただく仕事だと思っています。
今回は荒木さんのお知り合いの岐阜県の樹木医の方3名、造園関係者の方2名も、診断の見学や情報交換に来てくださる予定です。
地域を越えて、樹木医同士、造園関係者同士が現場で学び合え交流できることは本当にありがたいことです。
株式会社トシ・ランドスケープとしても、こうしたご縁を大切にしながら、一本の木に対して真摯に向き合っていきたいと思います。
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幕張メッセで開かれている、第8回 国際 建設・測量展(CSPI-EXPO 2026)に、足を運んできました。
建設機械やアタッチメント、LiDARなどの測量機器に加えて、ドローン、建設DXなど、業界の最新の製品や技術が集まる、国内でも大きな規模の展示会です。会場に入ってまず、機械の数と来場者の多さに驚きました。
今回足を運んだ目的は主に、ドローンやLiDAR、現場のデジタル化といった技術が、これから樹木の診断や植栽の管理をどう変えていくのかという手応えを、自分の目で確かめたいと思っていました。
上空からの計測で、公園の樹木などの樹高や樹冠、そして樹勢を一本ずつではなく、緑地として面的にとらえられるようになれば、これまで積み上げてきた調査の進め方も変わっていくはずです。記録をデータとして残し、年をまたいで管理を引き継いでいく流れも、昨日投稿した定点観測と併せて実行する事でより意味のある形になると思います。
また今回、ぜひ間近で見ておきたかったのが、ディッパーフォックスの切り株カッターです。エストニア製で、油圧ショベルに取り付けて使うアタッチメントでした。従来のグラインダー式に比べて飛散物がほとんど出ないと説明を受けました。刃の形状や本体の造りを間近で確かめさせていただきましたが、街路樹や公園のように、大きな重機が入りにくく、周囲に人や車が近い場所では、この飛散の少なさは現場で効いてくると思います。もちろん、展示会場で機械を眺めるのと、実際に土や根を相手にする現場とは違いますが自分の目で確かめられたことには意味がありました。
樹木医の仕事は、木を診て、できるだけ残す方向を探ることが軸にあります。それでも、安全や病気の進行を考えて、伐採し根まで片づけ次の世代の樹木に更新しなければならない場面もあります。
樹木診断、植栽管理、造園工事などにこういった最新技術を組み合わせるイメージを持てた貴重な機会となりました。
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わたしたちの会社について
グリーンマネジメント
①自社で一貫した管理
②科学的な知見(アーボリカルチャー / arboriculture)と現場の融合
③長期的な植栽管理メンテナンスの計画/プランニング
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