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サービス樹木とともに都市景観の未来を切り拓く 樹木を診断し、長く続く管理を計画し、自社の職人が手を入れる。 3つの専門部門で、都市の緑を一貫して担う会社です。
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グリーンメンテナンス部門、ツリーリスクアセスメント部門、ランドスケープコンサルティング部門の3部門が連携し、専門知識と技術を融合して、中長期的に植物を育成・管理します。これにより、景観や資産の付加価値を創造します。
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10月 28
お寺の境内で、ケヤキの伐採作業をさせていただきました。
境内は本堂や墓石、灯籠などが樹木のすぐそばにあることが多く、大きなクレーン車を据える場所がとれない現場も少なくありません。今回は前田製作所の「かにクレーン」MC285C-3を入れて、枝や幹を吊りながら少しずつ切り分け、ゆっくり地上へ下ろしていく方法をとりました。
かにクレーンは、ミニクローラークレーンと呼ばれる小型の移動式クレーンです。キャタピラーで自走し、作業のときは本体から4本の脚(アウトリガー)を張り出して機体を支えます。その脚を広げた姿がカニのように見えることから、この名前で呼ばれています。
MC285C-3は機体幅が75cmほどで、狭い通路や門をくぐって境内の奥まで入っていけます。運転席はなく、ラジコンで機体の外から操作します。吊れる重さは機体の近くで約2.8トン、腕を伸ばすほど小さくなり、いちばん遠くまで伸ばすと8m余りまで届く造りです。
ケヤキは枝を大きく横に張る樹木なので、切った枝がどこへ振れるか、どの順番で下ろすかを見極めながらの作業になります。クレーンのオペレーター、切る者、地上で受ける者が声を掛け合い、樹木の重さを機械に預けながら進めていきました。
長く境内を見守ってきたケヤキです。最後まで丁寧にと皆で気持ちを合わせて作業させていただきました。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
#arborist #treecare #treeremoval #樹木医 #伐採
10月 27
山形市内に新しく構えられた、環meguruさん @meguru_inc の事務所兼倉庫に、トシ・ランドスケープのメンバーでお邪魔させていただきました。
倉庫の中に事務所が増設された造りで、まず天井の高さと広さに驚きました。社名の入った軽トラックがそのまま建物の中に入っていて、雨や雪を気にせず資材の積み下ろしができます。冬の長い山形では、なおさら大きいことだと思います。それに何より、車両が屋内に収まっている姿がとてもかっこよかったです。
壁際には三脚脚立や梯子、熊手や竹箒が並び、道具の置き場所もすでに決まっていました。これだけの広さがあれば、倉庫の中で脚立の扱いや道具の手入れの研修もできそうだと思いました。東京ではなかなか取れない広さなので、正直うらやましくもあります。
おもしろいか、ワクワクするかを、仕事だからこそ大切にしたいと仰られてましたが、まさにその言葉どおりの場所だと思いました。
山形の街路樹診断でもご一緒させていただいています。引き続きどうぞよろしくお願いします。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
10月 26
山形県東根市での街路樹診断の合間に、弊社社員と環meguruの皆さんと一緒に、山形市桧町の飛庄(飛塚製鋏所)さんへ立ち寄らせていただきました。私は2019年以来の訪問です。
店先で「雨の日はすごくお客様が多いんです」と伺いました。果樹農家の方が畑に出られない日に、鋏を見に来られるそうです。山形では、剪定鋏がいまも農具として使われています。
どの型が良いのかを伺うと、どっちが良いというのはない、持ってみて手にしっくりきてテンションが上がる方をおすすめしています、という答えでした。しっくり来て切れ味がいいと、作業のスピードもリズムも良くなる、と。数字ではなく、手の感覚に返すすすめ方です。一日中剪定をしていると、握るたびのわずかな差が積み重なっていくことを、職人は現場で知っています。
いちばん重い225mmの鋏は、桑を切るために、あえて持ち手の肉を残しているそうです。硬いものをガンガン切る方なら大丈夫ですが、普段の作業にはおすすめじゃないです、と話してくださいました。
今回相談したかったことの一つが、樹上で鋏を落とさないための工夫です。ロープワークで樹木に登って剪定するとき、鋏に落下防止のコードを付けたくても、いまの鋏には付ける場所がありません。現場では、要の隙間に無理やりリングを通したり、カラビナを引っ掛けたりしています。怖いのは、下に歩行者や車があることです。事故が起きてからでは遅いので、道具の側で防げることは防いでおきたいと考えています。型によっては注文で穴を開けられると伺い、作り手と一緒にこの話ができたことが、今回の収穫でした。
樹木診断では、過去の剪定の跡を必ず見ます。荒れた切り口から入った腐朽が、何年もたって幹の中で広がっていることもあります。切り口は樹木に長く残るので、鋏を選ぶことも、樹木の手入れの一部だと考えています。
工場では、研磨の台で火花が散る中、職人の方がそれぞれの持ち場で手を動かしていました。お忙しい中、案内してくださった飛庄の皆さま、お写真の公開の許可もいただきありがとうございました。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
10月 18
山形での出張診断の流れで蔵王に来ています。雪が降る前の、樹氷になる樹木を確認しておきたくて足を運びました。
蔵王の樹氷は、アオモリトドマツ(オオシラビソ)という亜高山帯の針葉樹に、過冷却の水滴が凍りつき、そこへ雪が重なってできるものです。
アオモリトドマツは本州中部以北の高い山にしかなく、北限は青森の八甲田山です。1914年の冬季初登頂のときに認識され、当時は「雪の坊」と呼ばれていたと伺いました。
その樹木が、地蔵山頂駅の周りでは枯れています。
経緯を調べると、2013年の秋にトウヒツヅリヒメハマキというガの幼虫が針葉を食べて、林が一斉に褐色になりました。ガ自体は天敵の寄生蜂によって2016年に収まったのですが、弱った樹木にトドマツノキクイムシが入り、そのまま立ち枯れが広がったとされています。山頂駅周辺の約16ヘクタールはほぼ全ての樹木が枯れ、山形県側全体では約2万3千本、分布域の15パーセントほどが枯死しているそうです。温暖化が背景にあるのではないかという指摘もありますが、直接の原因として確かめられているのは虫害の方です。
私の感覚では、これは蔵王だけの話ではない気がしています。葉を食われて蓄えを失った樹木は、樹脂で虫を押し返す力も弱くなります。街の中でも、剪定や乾燥で弱った後に穿孔虫が入って枯れる流れは、形は違っても同じことがよく起きています。
また同じ亜高山帯でも、樹氷をつくるアオモリトドマツ林は稜線から少し下がった風の弱い斜面にあり、蔵王の御釜のある稜線上はこのハイマツとガンコウランの世界です。標高はほぼ同じなのに、風の当たり方で植生ががらりと変わる場所でもあります。
再生の取り組みも始まっていて、低い標高で採った稚樹を枯れた場所へ移す試験では、アオモリトドマツが362本のうち9割以上が根付いているとのことです。国定公園の特別保護地区なので、外で育てた苗は持ち込めず、薬剤も使えません。樹氷を支える高さまで育つには70年以上かかると見込まれています。雪が積もる前の、この灰色の林を見ておいてよかったと思いました。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
10月 16
軽井沢でクリの診断をしていた同じ日、もう一班は近くの別の別荘地で管理作業に入っていました。
軽井沢では紅葉が始まっていて、樹冠の上のほうから赤や黄に染まり、下へいくほど緑が残るような色の移り変わりが見られる時期になっていました。同じ一本の中でも、日の当たり方で色づく早さが違います。並んでいる樹木どうしでも、樹種や立つ場所によって少しずつずれていきます。そのずれが重なって、森全体がゆっくりとグラデーションになっていくのだと思います。
手入れをしていると、こうした色の変わり方にも自然と目が向きます。毎年同じ場所に入っていると、今年はこの樹木が少し早いな、と気づくことがあります。紅葉が早く始まるのは、季節の巡りだけでなく、根の傷みや乾燥など、樹木が何かを抱えているときに表れることもあると言われています。きれいだなと思いながら、その色の出方をどこかで確かめているのは、職人としての癖なのかもしれません。
これから色はもっと深くなっていきます。別荘を訪れる方が、その移り変わりを気持ちよく眺められるよう、引き続き手を入れていきたいと思います。
10月 16
軽井沢の別荘地で、クリの大木の樹木診断に伺ったお話の続きです。
クリノキは樹高20m超、幹周り300cm弱の大木です。今回は、目視による診断と、アーボソニック3Dを使った機器診断を行いました。
外観診断では、樹木のまわりを回りながら、幹や根元の傷、樹皮の様子、枝の付き方を確かめていきます。木槌で幹を叩いて、音の違いも聞きます。
アーボソニック3Dは、幹のまわりに複数のセンサーを取り付け、叩いた振動が幹の中を伝わる速さから、断面の様子を図にする機器です。健全な材では速く伝わり、腐朽や空洞があると遅くなるので、外からは見えない幹の中を、樹木を大きく傷つけずに確かめることができます。
このクリは、斜面の縁から2mほど離れた平らな場所に立っています。オーナー様からは、建物の側にも谷の側にも倒れてほしくないというお話や、診断後にどの枝をどこまで切ってよいのかというご相談をいただいていました。
重心がどちらにかかっているかを考えるには、幹の中の状態だけでも、樹冠の広がりだけでも足りません。
そこで、前回ご紹介したドローンでの観察もあわせて見ています。上から見た樹冠の張り出しや、隣のコナラとの被圧や重なり方。地上で見た幹や根元の様子と、アーボソニック3Dで見た幹の中。別々に見てきたものを一本の樹木の姿としてつなげて、今後の手入れのご提案をまとめているところです。
剪定でどこを軽くするのか、隣のコナラも含めてどう光を分けていくのか。オーナー様と相談しながら、このクリにとって無理のない形を考えていきたいと思います。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
10月 15
長野県軽井沢町で、クリの大木の樹木診断に伺いました。今回もドローンを使って、樹冠全体を上から確認しています。
大きな樹木は、地上から見上げるだけでは、樹冠の上のほうが手前の枝葉に隠れてしまいます。樹上に登れば近くで見られますが、登った位置から見渡せる範囲には限りがあります。ドローンを上げると、樹冠の頂部や枝先の様子を真上から細かく見ることができます。
上から見て分かるのは、診断する樹木のことだけではありません。周りの樹木との位置関係も、一枚の画像の中で確かめられます。今回は、すぐ隣に立つコナラから受けている被圧の具合も鮮明に確認できました。
被圧は、隣の樹木の枝葉に覆われて日が当たりにくくなることで、続くと、覆われた側の枝が弱ったり、樹冠が片寄ったりすることがあります。地上からは枝が重なり合って見えるだけでも、上から見ると、それぞれの樹冠がどこまで張り出しているのかがはっきりします。
こうした様子が見えると、クリだけを手入れするのではなく、隣のコナラも含めた管理をご提案させていただくことができます。樹木は一本だけで育っているわけではなく、周りの樹木と光を分け合いながら枝を伸ばしています。周りまで見ておくことで、その樹木にとって無理のない手入れを考えやすくなると思います。
真上から撮った画像は記録として残せるので、数年後に同じ位置から撮れば、樹冠の広がりや隣の樹木との重なり方の変化も見比べられます。一度きりの診断ではその時点の状態しか切り取れませんが、記録が重なっていくと、樹木と周りの環境がどう変わってきたかを読めるようになります。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
#arborist #樹木医 #treecare #植木屋 #御神木
10月 14
軽井沢で2現場並行で動いています。
向かう途中、高速を降りてしばらく走ると、
カツラ並木に差し掛かりました。
窓を開けた瞬間、あの甘い香りがしました。
落葉したカツラの葉が出す、マルトールの香りです。
カラメルや綿あめを思わせる香りで、
黄葉して落ちた葉ほどよく香ります。
思わず車を停めて、ひと呼吸。
現場に向かう朝でも、
樹木のほうから声をかけてくれることがあります。
この香りに気づけるのは、秋のほんの短い間だけです。
山梨県都留市の西涼寺様で霊木のケヤキを診断させていただいた際、許可をいただき、ドローンを使って樹冠を上空から確認しました。
樹高20m弱のケヤキです。地上から見上げると、樹冠の上のほうは手前の枝葉に隠れてしまいます。ロープワークで樹上に登れば近くで見られますが、登った位置から見渡せる範囲には限りがあります。幹の内部に傷みを抱えた樹木では、登ること自体が負担になる場合もあります。
ドローンを上げると、そうした場所を真上から細かく見ることができます。今回は、幹の頂部に太い枝を切った痕がいくつも残っていて、その切り口から腐朽や枯れが進んでいることを確かめられました。地上からの観察だけでは、ここまではっきりとはつかめなかったと思います。
樹木診断にドローンを使う良さは、見える範囲が広がることだけではないと考えています。真上から撮った画像は記録として残せるので、数年後に同じ位置から撮れば、枝の枯れ方や樹冠の広がりの変化を見比べることができます。一度きりの診断ではその時点の状態しか切り取れませんが、記録が重なっていくと、樹木がどう変わってきたかを読めるようになります。
ドローンで分かるのは、外から見える部分です。幹の中の状態を診断機器で確かめ、上からの所見とあわせて判断しています。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
#arborist #樹木医 #treecare #gardener #御神木
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スギの枯れ枝撤去
わたしたちの会社について
グリーンマネジメント
植栽を長期的な視点で育てながら管理し、建物の景観と資産の価値を高めていく。
それが私たちのグリーンマネジメントです。お客様とともに、居心地の良い空間をつくります。
日々の手入れから樹木医の診断、土壌調査、高木の管理、特殊伐採まで、自社のスタッフが責任をもって担います。
伝統的な造園技術に、樹木医の知見と欧米で発展した樹木管理の技術を取り入れ、木の状態に合わせて管理します。
数年から数十年先の目標の樹形を決め、限られた予算の中で計画的に管理します。
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