品川区内の既存のアパートの植栽の植え替えと合わせて、
照明の新設などのリニューアルのご依頼を頂きました。
品川区西中延のアパートで、植栽の植え替えにあわせ、暗かったアプローチに照明を新しく設けた外構リニューアル工事の記録です。使った照明と低木のマホニア・コンフューサ、伊勢ゴロタ石の組み合わせと、共同住宅の通路の明るさの目安を、国の指針などの資料とあわせて紹介します。
暗かったアプローチに、照明を足すご提案
植栽の改修リニューアルのご相談を頂いた際に
アプローチの部分が暗かった為、照明を新たに設置するご提案させて頂きました。
建物の入口へ向かう通路の明るさには、公的な目安があります。国土交通省の「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」は、共同住宅を新しく建てるときや改修するときに、防犯に配慮するための手法を示したものです。事業者や所有者に義務や規制を課すものではないと断ったうえで、敷地の中の通路の照明は、路面でおおむね3ルクス以上の平均水平面照度(地面の平均の明るさ)を確保できるものとしています。共用玄関の外側や共用廊下ではおおむね20ルクス以上、共用玄関の内側ではおおむね50ルクス以上です。
警察の「安全・安心まちづくり推進要綱」は、3ルクスを4メートル先の人の挙動や姿勢が分かる明るさ、20ルクスを10メートル先の人の顔と行動が分かる明るさとして説明しています。

図: 防犯の照明の明るさと、見え方の目安(出典: 国土交通省「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」、秋田県警察「安全・安心まちづくり推進要綱」)
LIXIL「美彩」のLEDマリンライトと、電気工事
LIXIL 美彩 LEDマリンライト
景色に溶け込む無垢のガラス製。ガラスの塊が美しい輝きを放ちます。
- LIXIL 美彩 LEDマリンランプ
- LIXIL 美彩 LEDマリンランプ
「美彩」は、株式会社LIXILのエクステリアライトのシリーズです。LIXILは2024年2月の発表で、このシリーズを、DC12V対応で電気工事士の資格がなくても設置できる施工のしやすさを持つ照明として紹介しています。写真には、地面に据える前のライトと、壁に取り付けた照明の電源の装置とタイマーが写っています。
電気工事施工
- 照明電気工事 タイマー
- 照明電気工事 タイマー
- 照明電気工事 タイマー
- 照明電気工事 タイマー
- 照明電気工事 タイマー
- 照明電気工事 タイマー
低木のマホニア・コンフューサと、伊勢ゴロタ石
照明の設置が完了次第、低木のマホニアコンフューサと、
ゴロタ石で彩りを加えていきます。
- マリンランプ 設置・点灯
LEDマリンランプ、低木植栽マホニアコンフューサ、伊勢ゴロタ石で
シンプルにすっきりとしたアプローチに仕上げました。
- マリンランプ 設置・点灯
- マリンランプ 設置・点灯
- マリンランプ 設置・点灯
このアプローチに使ったものと、それぞれの役目を表にまとめました。
| 使ったもの | この現場での役目 |
|---|---|
| LIXIL 美彩 LEDマリンライト | 暗かったアプローチを照らす、ガラス製のライト |
| マホニア・コンフューサ(低木) | ゴロタ石の間に緑の彩りを加える |
| 伊勢ゴロタ石 | 地面を覆い、ライトと低木の足元を整える |
マホニア・コンフューサは、園芸で使われている呼び名です。学名の Mahonia confusa は、キュー王立植物園などがまとめる世界の植物の学名の一覧(WCVP)では、メギ科の Berberis eurybracteata の異名(シノニム)とされています。中国の植物誌『Flora of China』は、この種(Mahonia eurybracteata)を、高さ0.5〜2m(まれに4m)の低木で、細長い小葉の縁にとげ状の鋸歯があり、7〜11月に黄色い花が咲き、青色か赤紫色の実を11月から翌年5月にかけてつけると記しています。自生地は、中国の標高200〜2000mの林の中や林の縁、川沿い、やぶ、岩の多い開けた土地などです。
マホニアコンフューサ がこれから大きく成長し、
さらにライトでの陰影が際立ち美しい表情を見せてくれそうです。
- マリンランプ 設置・点灯
- マリンランプ 設置・点灯
- マリンランプ 設置・点灯
ご依頼頂きありがとうございました。
株式会社トシ・ランドスケープ
植栽管理、造園工事だけでなく、外構エクステリアなど景観に関わる工事も対応可能です。
地域密着で丁寧な提案、施工を心がけております。
まとめ
品川区のアパートで、植栽の植え替えにあわせ、暗かったアプローチに LIXIL「美彩」の LEDマリンライトを新しく設けました。電気工事のあと、低木のマホニア・コンフューサと伊勢ゴロタ石で彩りを加え、シンプルにすっきりとしたアプローチに仕上げています。国土交通省の指針は、共同住宅の敷地の中の通路の照明について、路面でおおむね3ルクス以上の明るさを目安としています。
よくある質問
Q1. アパートやマンションの通路は、どのくらいの明るさが目安ですか。
国土交通省の「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」は、敷地の中の通路の照明を、路面でおおむね3ルクス以上の平均水平面照度としています。共用玄関の外側や共用廊下はおおむね20ルクス以上、共用玄関の内側はおおむね50ルクス以上です。指針は義務や規制を課すものではありません。
Q2. LIXILの「美彩」は、どんな照明ですか。
株式会社LIXILのエクステリアライトのシリーズです。LIXILは、DC12V対応で、電気工事士の資格がなくても設置できる施工のしやすさを特長として紹介しています。
Q3. マホニア・コンフューサは、どんな植物ですか。
メギ科の低木です。『Flora of China』は、この種を高さ0.5〜2m(まれに4m)の低木で、細長い小葉の縁にとげ状の鋸歯があり、7〜11月に黄色い花が咲くと記しています。
出典・参考情報
・国土交通省「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」(平成13年3月)
・秋田県警察「安全・安心まちづくり推進要綱」(令和2年9月1日運用)の照度の注
・株式会社LIXIL「エクステリアライト「美彩」シリーズに…シームレスラインライトを追加発売」(2024年2月27日)
・Wu, Z. Y., Raven, P. H. & Hong, D. Y. (eds.) Flora of China, Vol. 19: Mahonia eurybracteata
・World Checklist of Vascular Plants(キュー王立植物園。GBIF での公開版)Mahonia confusa Sprague
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