高木・特殊伐採&ケーブリング
都市部では建物や電線、周辺の道路環境といった様々な要因によって、適切な管理をしたくてもできない高木樹木がたくさんあります。当社では、ロープワーク・ツリークライミング技術の経験が豊富なスタッフが、安全にスピーディーに管理を行います。高木であったとしても、お客様のご要望に柔軟に対応しつつ、適切な費用とメンテナンス回数で美しい景観を維持できます。また、近年各地で多発している台風などの自然災害の被害を受けた際も、迅速な対応が可能です。
東京23区を中心に、住宅地のお庭、マンションの敷地、学校や社寺の境内などで、大きく育った木の伐採と、クレーン車や高所作業車が入らない場所での特殊伐採を行っています。伐るかどうかを決める前に、樹木医が木の状態を確かめられることが当社の特徴です。残せないと判断した木は、周りの建物や電線、人や車の通り方に合わせて、ロープワーク(ツリークライミング)とクレーンを使い分けて伐採します。樹木医診断・高木管理・特殊伐採は、東京以外からのご依頼も全国で承っています。

高木管理・特殊伐採・ケーブリング






高木管理
都市部では建物や電線、周辺の道路環境といった様々な要因によって、適切な管理をしたくてもできない高木樹木がたくさんあります。
クレーン車の入らない庭の高木伐採はロープワーク・ツリークライミングといった特殊な技術を駆使して作業します。






特殊伐採
特殊伐採とは、通常の方法では困難な状況で行われる伐採を指し、危険木の除去や狭い都市部、傾斜地での作業が含まれます。ツリークライミングやクレーンを使った高度な技術で安全に作業を進めます。トシ・ランドスケープでは、専門スタッフが最新技術を駆使し、安全かつ迅速に特殊伐採を行い、周囲の安全と景観を守ります。






ケーブリング
ケーブリング支柱は樹木の倒木や枝折れ予防やそのリスクの軽減になります。今までの支柱の場合ですと、丸太や竹、金属ワイヤーなどでの支柱による固定が一般的でしたが、ケーブリング支柱にすることで樹木上部でケーブルを固定する為地上部分に支柱がなく非常にスマートで効果的です。
ケーブリングの資材
耐久伸縮性のあるロープと緩衝材の効果で強風時などの瞬間的にかかる強い負荷を低減します。


説明動画
コブラケーブリングについての詳細説明動画になります。使用手順などについてご覧いただけます。
モンキーテールについての詳細説明動画になります。使用手順などについてご覧いただけます。
東京の住宅地で大きい木を伐る方法
木を根元から一度に倒す伐り方(伐倒)では、労働安全衛生規則第481条第2項により、倒そうとする木を中心に、木の高さの2倍の距離を半径とする円の内側に、ほかの作業者が立ち入らないようにすることが定められています。高さ15mの木なら半径30mです。現場での経験から言えば、都内の住宅地やマンションの敷地では、多くの現場で、伐倒に必要な広さを確保できません。そのため、木の上から枝や幹を少しずつ切り、ロープで吊り降ろしていく方法をとっています。これが当社でいう特殊伐採です。
方法は、現地で木の高さや傾き、電線や建物との距離、車両を置ける場所、道路の状況を見て決めます。

ロープワーク(ツリークライミング)で吊り降ろす
クレーン車や高所作業車を置けない場所では、作業員が木に登り、切った枝や幹をロープで地上へ降ろします。武蔵野市の個人邸では、電線に枝葉が絡み、重機が入らず、隣家との境界ぎりぎりに立つ高さ12m前後のクスノキを、この方法で1日で伐採しました。学校の中庭で渡り廊下の上に枝を伸ばしたイヌシデや、マンションの駐輪場の上のケヤキも、車両が入れないためロープワークで伐採しています。

クレーンと組み合わせる
建物越しに作業できるクレーンを置ける場合は、ロープワークと組み合わせます。渋谷区神宮前の店舗前のエノキでは、電線に触れない高さまではロープワークで枝を吊り降ろし、その後は小型移動式クレーンで吊りながら伐採しました。大田区のマンションのケヤキや杉並区の施設のサクラでは、ラフタークレーンとロープワークを併用しています。

高所作業車を使う
高さ4mを超える作業で、車両を置ける場所では高所作業車を使います。
伐る前に、残せるかどうかを樹木医が確かめます
「危ないから伐りたい」というご相談でも、木の中の状態によっては、枝を減らす剪定やケーブリング(樹上の枝どうしをロープでつなぐ支え)で、危険を下げて残せる場合があります。目黒区のマンションでは、隣地の工事で根を切られたスダジイを診断し、伐らずに軽減剪定とケーブリングで支えました。
反対に、診断で残すのが難しいと分かることもあります。世田谷区の個人邸では、当社の樹木医の診断で幹の内部の空洞化が進み、強風や豪雨で倒れる危険が高まっていると分かり、お客様が伐採を決められました。機器診断の画像や波形だけで決めず、樹勢、樹種、腐朽菌の種類、根元の環境、人や建物との距離を合わせて判断します。

伐った後に、切り株で診断を確かめる
伐採した木は、切り株や幹の断面で、診断の結果と実際の腐朽の広がりが合っていたかを確かめています。世田谷区・目黒区のマンションの木では、レジ(Resi PD)の測定どおりの腐朽が切り株に現れていました。こうした確認の積み重ねを、次の診断と伐採の判断に生かしています。
樹木診断は有償で、現地の状況を見たうえでお見積りします。診断の内容は樹木診断のページにまとめています。

作業の安全と、ご近所への配慮
伐木の作業は、労働安全衛生規則で守るべきことが細かく定められています。
- 01
伐倒の前に退避する場所を決め、胸高直径20cm以上の木は受け口と追い口を作る
第477条
- 02
伐倒の合図を決め、作業にかかわる人に知らせる
第479条
- 03
木の高さの2倍の範囲など、危険な場所への立ち入りを禁止する
第481条
- 04
強風・大雨などで危険が予想されるときは作業をしない
第483条
- 05
保護帽と、チェーンソーの作業では脚を守る切創防止用の保護衣を着ける
第484条・第485条
- 06
チェーンソーで木を伐る作業は、特別教育を受けた人が行う
第36条第8号
当社では、チェーンソーの伐木等の特別教育を、伐採にかかわる社員全員が修了しています。また、会社として、玉掛け技能講習・小型移動式クレーン技能講習・高所作業車運転技能講習の修了者がおり、賠償責任保険(対人3億円・対物3億円)に加入しています。
樹上で切る人と、地上でロープを操作する人・クレーンのオペレーターの連絡は、Bluetooth のイヤホンやインカムで行っています。地上から木の先が見えない高低差のある現場でも、声のやり取りで吊り降ろしの間合いを合わせます。
人や車の往来が多い場所では、養生と誘導をしながら作業します。住宅街では、エンジン式より音の小さいバッテリー式のチェンソーを使い、騒音を抑えています。道路に車両を止めたり道路で作業したりするときは、道路交通法第77条の道路使用許可が必要です。必要な現場では、当社が所轄の警察署に申請します。
伐採予定の木のウロ(樹洞)でシジュウカラの雛が見つかり、工程を組み替えたことがあります。埼玉県秩父市の現場では、タカの営巣が確認されたため、春の予定を繁殖期の後まで延ばしました。
伐採の費用の考え方
伐採の費用は、木の高さと太さ、作業の方法(ロープワーク・クレーン・高所作業車)、電線や建物との距離、車両を止める場所と道路使用の要否、伐った枝葉と幹の処分の量、伐根の有無によって変わります。そのため、現地を確認したうえでお見積りします。伐採の現地調査とお見積りは、個人のお客様・法人のお客様とも無料です。
お見積りをお渡しした後は、当日に追加の作業や作業内容の変更のご要望がない限り、金額は変わりません。木の根を抜く作業(伐根)は、近くの建物や水道管・ガス管の有無で金額が大きく変わるため、現地で確かめてからお見積りします。
費用が変わる主な要素FACTORS
伐採の現地調査とお見積りは無料
伐採のご依頼の流れ
- 01
お問い合わせ
お問い合わせページ、またはメールでご連絡ください。お問い合わせフォームには写真を3枚まで添付できます。木の全体と根元、周りの様子が分かる写真を添えていただくと、現地調査の準備がしやすくなります。
- 02
現地調査(無料)
木の高さや傾き、電線や建物との距離、車両を置ける場所、道路の状況を確かめます。
- 03
必要に応じて樹木医の診断
残せる可能性がある木や、腐朽が疑われる木は、樹木医が診断します(有償)。
- 04
方法の決定とお見積り(無料)
ロープワーク・クレーン・高所作業車のどれを使うかを決め、お見積りをお出しします。
- 05
手続き
区の保存樹木など、伐採の前に届け出が必要な木かどうかを、現地調査の際に一緒に確かめます。届け出は、お客様に行っていただきます。道路を使う場合は、当社が所轄の警察署に道路使用許可を申請します。
- 06
作業
立入禁止の範囲を決め、養生と誘導をしながら作業します。
- 07
ご報告
作業前後の写真を載せた施工報告書と請求書をお送りします。
対応地域(東京23区を中心に全国)
東京23区を中心に、東京都の狛江市・調布市・三鷹市・武蔵野市、神奈川県の川崎市・横浜市・鎌倉市・横須賀市、埼玉県のさいたま市・川口市・越谷市・川越市、千葉県の浦安市・習志野市・船橋市・千葉市で対応しています。樹木医診断・高木管理・特殊伐採は全国から承っています。埼玉県秩父市では、泊まりがけの出張で橋脚沿いの高木を伐採しました。
倒木や落枝など急ぎのご相談は、可能な範囲で速やかに対応します。

伐採・特殊伐採・ケーブリングの事例

電線に枝が絡み、重機の入らない住宅街の高さ12m前後のクスノキを、ロープワークで1日で伐採

樹木医の診断で空洞化が分かり、伐採。幹の一部は庭の景観資材に

駐輪場の上で車両が入れないケヤキを、ツリークライミングで伐採

建物越しにラフタークレーンを設置して伐採。幹の中はほぼ空洞

電線の高さまではロープワーク、その先は小型移動式クレーンで吊り切り

建物に囲まれた中庭の傾いたイヌシデをロープワークで伐採

クレーンとロープワークの併用。伐採後に切り株で腐朽を確認

高低差と電線のある橋脚沿いで、クレーンとロープワークが連携

根を切られたスダジイを、伐らずに軽減剪定とケーブリングで支えた例
伐採・特殊伐採のよくある質問
- Q1クレーン車が入らない庭の大きい木も、伐採できますか。
- できます。木に登って枝や幹を少しずつ切り、ロープで吊り降ろす特殊伐採で対応します。武蔵野市の住宅街では、電線に枝葉が絡んだ高さ12m前後のクスノキを、この方法で1日で伐採しました。他社で作業車が入らないと断られたご相談も多くいただきます。
- Q2庭の木を伐るのに、届け出は要りますか。
- 木によっては必要です。区が指定した保存樹木のほか、区の条例で一定の大きさの木を伐る前に届け出を求めている場合があります。たとえば世田谷区は、地上1.5mの高さで幹周り80cm以上、または高さ10m以上の樹木を伐るときに、事前の伐採届を求めています。区によって決まりが違うため、現地調査の際に一緒に確かめます。届け出は、お客様に行っていただきます。
- Q3伐る前に、残せるかどうかを見てもらえますか。
- はい。樹木医が診断し、枝を減らす剪定やケーブリングで危険を下げて残せるかを確かめます。機器の結果だけで決めず、樹勢、樹種、腐朽菌の種類、根元の環境、人や建物との距離を合わせて判断します。樹木診断は有償で、現地の状況を見たうえでお見積りします。
- Q4作業の音や、ご近所への影響が心配です。
- 住宅街では、エンジン式より音の小さいバッテリー式のチェンソーを使っています。人や車の往来が多い場所では、養生と誘導をしながら作業します。道路で作業する場合は、道路交通法の道路使用許可が必要です。必要な現場では、当社が所轄の警察署に申請します。
- Q5東京以外でも頼めますか。
- はい。樹木医診断・高木管理・特殊伐採は全国から承っています。埼玉県秩父市では、泊まりがけの出張で橋脚沿いの高木を伐採しました。
- Q6伐採の費用は、どう決まりますか。
- 木の高さと太さ、作業の方法(ロープワーク・クレーン・高所作業車)、電線や建物との距離、車両を止める場所と道路使用の要否、伐った枝葉と幹の処分の量、伐根の有無によって変わります。現地を確認したうえでお見積りします。伐採の現地調査とお見積りは、個人のお客様・法人のお客様とも無料です。
高木・特殊伐採のご相談
大きくなりすぎた木、建物や電線に近い木の伐採や剪定など、お気軽にご相談ください。お問い合わせフォームかメールで承ります。






