国土交通省の樹木点検・診断のカルテは、ひとつではありません。都市公園の木には都市局の「指針(案)」の様式が、道路の街路樹には国土技術政策総合研究所(国総研)の「街路樹の倒伏対策の手引き」の様式があり、点検から診断まで、段階ごとに別々の票やカルテが用意されています。この記事では、その全体像と、様式によって意味が違う判定の記号を、樹木医が整理します。
先日、東京都建設局の「令和3年度 街路樹診断等マニュアル」の様式について、樹木点検表の読み方と街路樹診断カルテ(外観診断)の読み方を書きました。東京都の様式は、都道の街路樹の診断のためのものです。一方、国土交通省も、都市公園と道路について点検・診断の様式を示しています。国の様式は、公園と道路で別の部署・研究機関が作っていて、名前も判定の付け方も少しずつ違います。
国の様式の読み方は、3本に分けて書きます。この記事は、その入口になる総論です。都市公園の樹木点検票と樹木診断カルテの読み方、国総研の街路樹カルテの読み方は、続く2本の記事「都市公園の樹木点検票と樹木診断カルテの読み方」と「国総研の街路樹カルテの読み方」で、実際の様式に沿って1欄ずつ解説します。
国の様式は、都市公園と道路の2系統

国の樹木点検・診断の様式は、公園と道路の2系統(国土交通省「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」参考資料、国土技術政策総合研究所「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」別冊 第7章、国土交通省道路局「街路樹点検の実施促進のためのガイドライン」をもとに当社作図)
国の樹木の点検・診断の様式は、上の図のとおり、都市公園と道路(街路樹)の2つの系統に分かれています。どちらも、ふだんの見回りから始まり、定期の点検、外観の診断、機器や根の詳しい診断へと進み、段階ごとに記録する様式が決まっています。
様式が載っている資料は、次の4つです。
| 資料 | 作ったところ | 時期 | 対象 | 載っている様式 |
|---|---|---|---|---|
| 都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)と参考資料 | 国土交通省 都市局 公園緑地・景観課 | 平成29年9月策定、令和8年3月30日改訂 | 都市公園の樹木(高木・中木・低木) | 樹木点検票(個表・総括表)、注意すべき実生木、樹木診断カルテ(1/2・2/2) |
| 街路樹の倒伏対策の手引き 第2版(国総研資料第1059号) | 国土技術政策総合研究所 | 平成31年2月 | 道路の街路樹 | 通常巡回票・定期巡回票と各写真票、簡易診断カルテ、街路樹診断カルテ(樹木健全度調査・植栽環境調査・腐朽診断2種・根株根系診断)、街路樹カルテ総括表の11様式 |
| 街路樹点検の実施促進のためのガイドライン | 国土交通省 道路局 | 令和8年3月 | 国・都道府県・市区町村が管理する道路の高木 | 定期巡回のチェックリストの例(樹木点検表) |
| 街路樹点検マニュアル | 国土交通省 関東地方整備局 東京国道事務所 | 令和5年3月 | 東京国道事務所が管理する国道の街路樹 | 点検カルテ、写真台帳、健全度調査のカルテ(国総研の手引きに基づく) |
出典: 各資料の表紙・目次・様式のページ。国総研は国土交通省の研究機関です
4つ目の東京国道事務所のマニュアルは、国道の現場で国総研の手引きをどう運用しているかの例です。国の様式そのものは、上の3つの資料にあります。
なぜ今、国の様式を知っておきたいか
2026年3月、都市公園の指針(案)が改訂され、道路局のガイドラインが新しく出されました。どちらも、国土交通省が全国の都市公園と道路で行った倒木等の調査の結果を受けたものです。
| 調査の対象 | 期間 | 結果 |
|---|---|---|
| 都市公園の樹木の倒木等の事故 | 令和3年4月1日〜令和6年11月7日 | 計931件(うち人身事故77件) |
| 道路の街路樹の倒木等の事故 | 令和3年4月〜令和6年11月 | 801件(うち人身事故33件)、主な原因は腐朽・病害と台風・強風 |
| 道路の街路樹の倒木と伐採 | 平成30年〜令和4年 | 年間平均で約5,200本の倒木、約26,700本の伐採 |
| 道路管理者の定期巡回(徒歩などによる近接目視) | 全国調査 | 57%の道路管理者が未実施、実施している場合の頻度は「年1回」が54% |
出典: 国土交通省「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」参考資料 p.32、国土交通省道路局「街路樹点検の実施促進のためのガイドライン」p.2・3(倒木等による事故に関する全国調査結果 令和7年4月)
都市公園の指針(案)は、改訂にあたって「点検の実施の促進に資する内容」を加えたと書いています(指針(案)の冒頭「改訂版について」)。道路局のガイドラインは、副題が「これから定期巡回(徒歩等による近接目視)に着手する道路管理者向け」で、定期巡回をまだ行っていない道路管理者に向けて、点検の優先順位の付け方や、点検表の例を示しています。数字の中身は国土交通省の全国倒木調査を樹木医が読み解くに書きました。
国が様式の見直しや手引きを出すと、自治体の点検要領や業務の仕様書も、それに合わせて変わっていきます。これから点検を始める管理者の方にとっても、診断を委託してカルテを受け取る方にとっても、国の様式の形を一度つかんでおくと、手元のカルテが何の段階の、どの記録なのかが読みやすくなります。
都市公園 4種類の点検・診断と、使う様式
都市公園の指針(案)は、点検・診断を、日常点検、定期点検、診断、災害対策点検の4種類に分けています(本文 p.6)。
| 種類 | 行うときと内容 | 記録する様式 |
|---|---|---|
| 日常点検 | 日常業務の巡視や立ち寄りで行う点検(毎日とは限らず、頻度は公園管理者が定める) | 日常点検の記録 |
| 定期点検 | 一定期間ごとに行う、日常点検より詳しい点検 | 樹木点検票(個表・総括表)、注意すべき実生木 |
| 診断 | 点検で見つけた変状・異常の範囲や程度が分からないとき、木の重要度に応じて健全度を詳しく調べて判定する | 樹木診断カルテ(1/2・2/2) |
| 災害対策点検 | 災害が起きそうなとき、起きた後に臨時に行う点検 | 日常点検の方法で行う |
出典: 国土交通省「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」本文 p.6・10、参考資料 p.24
4種類の点検・診断のつながりは、指針(案)の「点検・診断の各種作業相互関係フロー図」に描かれています。

点検・診断の各種作業相互関係フロー図(出典: 国土交通省「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」本文 p.7 より引用)
日常点検と公園利用者からの情報で変状や異常に気づき、定期点検で健全度を判定し、診断が必要と判定された木を診断(総合判定)へ回します。どの段階でも、差し迫った危険には応急的措置(ぶら下がり枝の撤去や立入禁止など)をとり、診断の後は、経過観察か本格的措置(樹勢回復や伐採など)へ進み、最後に記録します。記録は次の点検で確かめられ、必要に応じて点検する区域や項目、体制を見直す、という輪になっています。
参考資料には、どの様式をフロー図のどの段階で使うかを示した図があります。

評価基準・点検票・カルテを使う段階(出典: 国土交通省「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」参考資料 p.24 より引用)
定期点検では「Ⅲ 健全度判定に係る外観の評価基準」と「Ⅳ 活力度の評価基準」を使って「Ⅵ 樹木点検票」を付け、診断では同じ外観の評価基準と「Ⅴ 総合判定基準」を使って「Ⅶ 樹木診断カルテ」を付けます。外観の評価基準は、点検と診断で共通の物差しです。
点検・診断は公園管理者が行うのが原則で、定期点検は必要に応じて樹木の専門技術者の協力を得て、診断は樹木や機器の専門的な知見と技能を持つ専門技術者を活用して行うことが望ましい、とされています(本文 p.8)。また、点検票は木ごとに作り、木の位置を示した図面と合わせて保存することが望ましいとされています(本文 p.12)。担当者が異動しても、次の点検で前回の記録を確かめられるようにするためです。
指針(案)の様式は、記入例の無い空欄の様式です。次の記事では、空欄の様式と、当社が架空の木で記入した説明用の記入例を並べて、樹木点検票と樹木診断カルテを1欄ずつ読んでいきます。
道路(街路樹) 3つのステップと、国総研の街路樹カルテ
道路局のガイドラインは、街路樹の点検・診断を3つのステップに分けています(p.5)。

点検・診断の3つのステップ(出典: 国土交通省道路局「街路樹点検の実施促進のためのガイドライン」p.5 より引用)
第1ステップは、道路管理者が自ら行う道路巡回(通常巡回・定期巡回・異常時巡回)で、異状を見つける段階です。第2ステップは、必要に応じて専門家を交えて行う健全度調査で、街路樹の危険度を評価します。第3ステップで、安全の確保の観点から対策の必要性と緊急性を判断します。ガイドラインは、健全度調査のくわしい方法を国総研の「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」に委ねていて、カルテの様式もこの手引きにあります。
手引きの別冊「街路樹の点検・診断」の第7章「街路樹カルテ」には、次の11の様式が、すべて記入例付きで載っています。
| 段階 | 様式 | 誰が・何を記録するか |
|---|---|---|
| 点検(通常巡回) | 通常巡回票、通常巡回写真票 | 道路管理者が、パトロール車の中からの遠望目視で見つけた異状や支障 |
| 点検(定期巡回) | 定期巡回票、定期巡回写真票 | 道路管理者が、徒歩などによる近接目視で見つけた構造上の弱点 |
| 簡易診断 | 簡易診断カルテ | 樹木の専門家が、外観からの簡易的な調査で倒伏・落枝の危険性を把握し、改善的措置を提案する |
| 樹木健全度調査 | 街路樹診断カルテ(樹木健全度調査) | 生育状況(樹木の形と活力)と、地上部・地下部の構造的な弱点を調べ、総合評価を出す |
| 植栽環境調査 | 街路樹診断カルテ(植栽環境調査) | 植栽地の周りの環境、支柱・縁石・舗装などの状態 |
| 詳細診断 | 街路樹診断カルテ(腐朽診断・γ線透過量測定機)、同(腐朽診断・貫入抵抗値測定機)、同(根株・根系診断) | 機器による腐朽の割合、健全な材の厚さ、根株と根系の腐朽 |
| まとめ | 街路樹カルテ総括表 | 木ごとの危険度・活力度の評価、改善的措置、倒伏等の被害の一覧 |
出典: 国土技術政策総合研究所「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」別冊 p.1-19(表-2.1)、p.1-29、p.1-36、第7章「街路樹カルテ」
道路局のガイドラインには、定期巡回のチェックリストの例として「樹木点検表」も載っています(p.10)。○を付ける項目の並びと、点検結果の「樹木の外観診断が必要」「維持管理の処置が必要」「概ね良好・異常なし」の3つの欄は、東京都のマニュアルの樹木点検表とよく似た形です。東京都の樹木点検表の読み方は、樹木点検表の読み方で1欄ずつ書きました。
ガイドラインには、定期巡回の優先順位を「区分A・B・C」で示した表もあります(p.6)。過去5年間に倒木・落枝の事故が起きた路線の同じ樹種、緊急輸送道路、通学路などを区分Aとし、区分Aは概ね年1回の定期巡回を基本とする、というものです。この A・B・C は路線の優先順位で、木の状態の判定ではありません。くわしくは都有施設80万本の樹木一斉点検の記事で表にしています。
国総研の街路樹カルテは、3本目の記事で、簡易診断カルテと街路樹診断カルテ(樹木健全度調査)の記入例を中心に読んでいきます。東京国道事務所の街路樹点検マニュアルが、国道でこのカルテをどう運用しているか(点検は樹木医の資格を持つ人が行い、危険度をⅠ〜Ⅳのランクで付ける、など)も、その記事の中で紹介します。
同じ「C」でも、様式によって意味が違う
国の様式を読むときに、いちばん気をつけたいのが判定の記号です。東京都、国の都市公園、国総研の街路樹カルテは、どれもアルファベットで判定を書きますが、段階の数と、それぞれの記号の意味が違います。

同じ「C」でも、様式によって意味が違う(東京都建設局「令和3年度 街路樹診断等マニュアル」、国の都市公園の指針(案)参考資料、国総研の手引きをもとに当社作図)
東京都の総合判定の C は、4段階のいちばん悪い「不健全」です。国の都市公園の総合判定の C は「要注意」で、その下にもう1段階、D「危険木」があります。国総研の外観評価の C は「弱点が認められるが、危険性はない」で、5段階の真ん中です。同じ「C」と書かれていても、東京都の様式なら最も重い判定、国総研の様式なら危険性はないとされる判定になります。
| 見るところ | 東京都(令和3年度 街路樹診断等マニュアル) | 国 都市公園(指針(案)参考資料) | 国総研(街路樹の倒伏対策の手引き 第2版) |
|---|---|---|---|
| 樹勢・活力 | 活力度 1(良)〜5(不良)の5段階 | 樹勢と樹形の活力度 1(良い)〜4(枯死)の4段階 | 簡易診断は樹勢 A〜E、健全度調査は活力 a(良い)〜e(枯死) |
| 外観の評価 | 根元・幹・骨格となる大枝ごとの部位判定と、外観診断判定 A・B1・B2・C | 項目ごとに A(変状及び異常なし)〜D(非常に高い危険性があり、すぐに倒伏・枝折れのおそれ) | 地上部・地下部の弱点ごとに[A]〜[E] |
| 総合の判定 | 総合判定 A・B1・B2・C | 総合判定 A 健全・B 健全に近い・C 要注意・D 危険木 | 外観評価の総合評価 A〜E |
| 記入例 | あり | 無し(空欄の様式) | あり(11様式すべて) |
出典: 東京都建設局「令和3年度 街路樹診断等マニュアル」p.18・44・66、国土交通省「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」参考資料 p.25・26、国土技術政策総合研究所「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」別冊 表-3.3・表-4.3・表-4.9・表-4.10
国の都市公園の様式では、外観の項目ごとの評価(A〜D)と、総合判定(A〜D)が、どちらも4段階のアルファベットです。項目ごとの C は「危険性を有しているが、すぐには倒伏(、枝折れ)しない」、総合判定の C は「要注意」です。総合判定は、外観の項目に一つでも C があれば C、D があれば D というように、いちばん悪い項目に合わせて決まります。活力度も同じように加わり、機器で診断した場合は、腐朽の割合が50%未満か以上かで C と D が分かれます(参考資料 p.25・26)。総合判定が4段階なのは、「公園施設長寿命化計画策定指針(案)」の健全度判定の4段階に合わせたためです(参考資料 p.26)。
公園と街路樹を同じ部署で管理している場合や、前回と今回で診断の仕様が変わった場合には、別の様式のカルテが手元に並ぶこともあります。カルテを受け取ったら、判定の記号を読む前に、まず「どの資料の様式か」を確かめると、読み違いを防げます。
カルテを受け取ったら、まず確かめたいこと
東京都の様式でも国の様式でも、カルテを受け取ったときに最初に見るところは同じです。
- どの資料の様式か(東京都のマニュアル、国の都市公園の指針(案)、国総研の手引き、自治体独自の様式)
- どの段階の記録か(点検、簡易診断、外観の診断、機器や根の詳しい診断)
- 判定の記号は何段階で、いちばん悪いのはどの記号か
- 判定の理由(所見・特記事項)と、措置の内容・時期が書かれているか
- 次の点検・診断の時期が書かれているか
1と2が分かれば、3以降は様式ごとの読み方で追えます。判定の記号だけを見て「C だから大丈夫」「C だから伐らなければ」と決めてしまうのが、いちばん避けたい読み違いです。都市公園の指針(案)も、変状や異常が見つかった木をみだりに伐採せず、再生する可能性を念頭に措置を検討することが望ましいとしています(本文 p.4)。判定の理由と措置の書き方まで読んで、はじめてそのカルテの結論が分かります。
点検・診断のご相談、仕様書づくり、イラストの使用について
当社の樹木診断は、診断して判定を出すところで終わりません。判定に合った剪定や支柱、植栽基盤の改善といった処置、その後の経過観察や長期の管理計画まで、同じ樹木医が一貫してお受けしています。
また、自治体・行政の方からの、樹木点検や樹木診断の仕様書・点検要領の作成に関するご相談にも対応しています。この記事に載せた当社の透かし入りのイラストを、仕様書や説明資料などに使用されたいご希望があれば、あわせてお問い合わせページからお知らせください。
よくある質問(Q&A)
Q1. 国土交通省の樹木診断カルテには、どんな種類がありますか?
A. 都市公園と道路の2系統があります。都市公園は、国土交通省都市局の「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」の参考資料に、樹木点検票(個表・総括表)と樹木診断カルテ(1/2・2/2)があります。道路の街路樹は、国土技術政策総合研究所の「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」に、巡回票、簡易診断カルテ、街路樹診断カルテ(樹木健全度調査・植栽環境調査・腐朽診断・根株根系診断)、総括表の11様式があります。
Q2. 都市公園の樹木点検票と樹木診断カルテは、どう使い分けますか?
A. 樹木点検票は定期点検で、樹木診断カルテは診断で使います。定期点検で変状や異常が見つかり、その範囲や程度が分からない木を診断に回し、樹木診断カルテで外観の項目ごとの評価と総合判定(A 健全・B 健全に近い・C 要注意・D 危険木)を記録します。
Q3. 東京都のカルテの「C」と、国のカルテの「C」は同じ意味ですか?
A. 違います。東京都の街路樹診断カルテの総合判定 C は4段階のいちばん悪い「不健全」、国の都市公園の樹木診断カルテの総合判定 C は「要注意」(その下に D 危険木がある)、国総研の街路樹カルテの外観評価 C は5段階の真ん中で「弱点が認められるが、危険性はない」です。記号を読む前に、どの資料の様式かを確かめてください。
Q4. 道路局の「街路樹点検の実施促進のためのガイドライン」とは何ですか?
A. 国土交通省道路局が令和8年3月に出したガイドラインで、定期巡回(徒歩などによる近接目視)をまだ行っていない道路管理者に向けて、点検・診断の3つのステップ、定期巡回の優先順位の付け方、定期巡回のチェックリストの例などを示しています。専門家を交えて行う健全度調査は、国総研の「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」を参考にするとしています。
Q5. 都市公園の樹木の点検・診断は、誰が行うのですか?
A. 都市公園の指針(案)では、公園管理者が行うことを原則とし、定期点検は必要に応じて樹木に関する専門技術者の協力を得て、診断は樹木や機器に関する専門的な知見・技能を持つ専門技術者を活用して行うことが望ましいとしています。委託する場合は、点検・診断の範囲や方法、実施者の技術的な要件を仕様書で明らかにしておくことが望ましいとされています。
出典・参考情報
国土交通省 都市局 公園緑地・景観課「都市公園の樹木の点検・診断に関する指針(案)」(平成29年9月策定、令和8年3月30日改訂)本文と参考資料(国土交通省のページ)。
国土交通省道路局「街路樹点検の実施促進のためのガイドライン」(令和8年3月)(国土交通省のページ)。
国土技術政策総合研究所「街路樹の倒伏対策の手引き 第2版」(国総研資料第1059号、平成31年2月)(国総研のページ)。
国土交通省関東地方整備局東京国道事務所「街路樹点検マニュアル」(令和5年3月)(東京国道事務所のページ)。
東京都建設局「令和3年度 街路樹診断等マニュアル」。
フロー図と様式の使い分けの図、点検・診断のフローチャートは、上記の資料のページを加工せずに引用し、下に出典を付けました。国の様式の全体像の図と、判定の記号を比べた図は、上記の資料をもとに当社が作図しました。国土交通省の資料は公共データ利用規約(第1.0版)、国総研の資料は政府標準利用規約(第2.0版)に従って利用しています。
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株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊






















