樹木医診断 アカマツ
東京都内の個人邸のお客様よりアカマツの枝枯れのご相談を頂きました。
お伺いさせて頂くと、部分部分枯れている箇所が確認出来ました。
葉の病害が疑わしい為、サンプルとして枯れた枝を持ち帰り調査を行いました。
調査結果により、
「ディプロディア病」の被害部が多く、その他に
「葉ふるい病」
「ペスタロチア葉枯病」
も併発している事が判明しました。
調査結果をもとに、
■枯れてしまった部位の剪定除去
■古葉の揉み上げ、透かし剪定
■殺菌剤(ダコレート水和剤)散布
■土壌改良、施肥
を行いました。
剪定の前後写真になります。
病害により枯れてしまった部分の他、
頂部の枝葉の混み合ってしまったことで枯れた枝の除去、
そして古葉の揉み上げと部分的な透かし剪定を行うだけで
見違えるように美しく生き生きとした姿になりました。
頂部の枝葉の混み合ってしまったことで枯れた枝の除去、
そして古葉の揉み上げと部分的な透かし剪定を行うだけで
見違えるように美しく生き生きとした姿になりました。
この様な病気の感染の場合場合には、
過度な剪定や揉み上げは
樹勢(樹木の元気さ)の低下を招く
場合がありますので注意が必要です。
仕立てのマツの場合には、
その美観のバランスを見ながら、
樹勢回復と病気の根治をはかる必要がある為、
きめ細かいケアが必要になります。
また見逃しがちになる点として、
樹冠下に落ちた感染した枯死葉も
感染源になる為、根元の清掃も徹底します。
剪定が終わった後に、
小枝から幹に至るまで
樹皮を綺麗に磨きあげました。
とても手間のかかる作業ですが
アカマツの魅力がより引き立つ
仕上がりとなります。
弊社では病害虫の同定の専門機関とも連携し、
樹木への様々なアプローチが可能です。
樹木への様々なアプローチが可能です。
樹木医診断から、樹勢回復、治療、剪定等の管理まで
一貫してワンストップで対応可能な為、
お客様のご要望と問題解決への迅速な対応が
お客様のご要望と問題解決への迅速な対応が
出来ることを強みにしております。
ご相談、ご依頼頂きありがとうございました。