トシ・ランドスケープ 笠原です。
今日は先輩樹木医の樹木診断(樹木の健康診断)に同行しました。
学校施設内にある桜(サクラ)の木です。
樹木診断の流れとしまして、
①外観の目視や打診等による診断
②機器診断(精密診断)
の流れで樹木医による診断を行いました。
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
また弊社では樹木の状態、規模により複数名の樹木医が診断を行い、
①、②と合わせて総合的に判断する事で、
樹木の現状を正確に把握する事が出来ます。

機器診断(樹木の内部が腐っているかを調べる機器を使用する診断)で
レジ「IML Resi PD500」という
専用の機器を用いて、診断を行いました。

レジ 樹木医

レジ 診断結果
樹幹に細いキリを挿入して、腐っているかどうかを、調べていきます。
測定値はリアルタイムで機器の液晶画面に表示されます。
この際、幹の内部が元気だとグラフは、大きな反応が出ますが、
腐朽(幹の内部が腐っている)しているとグラフも低い値で横ばいになっています。
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜 根株診断
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜 根株診断
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
- 樹木診断 樹木医 レジ 機器診断 桜
見た目では葉も茂り元気そうに見えても、根っこや幹の内部が悪くなっていることが分かりました。
レジの画面では、深さ0cm(樹皮の側)が右端にあり、波形は右から左へ読みます。下の図も、画面と同じ向きで描いています。

波形の読み方は「レジストグラフ・貫入抵抗測定器とは何か」にくわしく書いています。
内部の検査も重要ですが、この結果だけではなく、
枝葉や樹皮の状態、キノコの有無、根の状態、周辺環境等の外観診断も重要な判断材料になります。
学校内には、こどもたち以外にもたくさんの方々がいらっしゃいますので、
人々が樹木の周囲を歩く事で土が踏み固められ、根が締め付けられる事で衰弱してしまう踏圧被害などもよくみかけますので注意が必要なポイントです。
樹木医が診断を行う事で
・危険がある樹木
・注意が必要で経過観察が必要な樹木
・健全な樹木
を判定し今後の管理方針に活かしていきます。
診断のみ、伐採のみではなく、
樹木診断〜伐採〜検証までしっかりと一貫して行う事で知見を深め、
今後の植栽の管理業務や、
街路樹や公園の樹木、保護樹木、御神木などの街の景観づくりに活かします。
まだまだ知識は乏しいですが、私も立派な樹木医になるために、精進していきます。
診断のサポートをくださった未来樹・先崎さん、阿部さんありがとうございました。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
樹木医 髙尾聡司
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※ 「レジストグラフ」は、穿孔抵抗測定器を指す通称として、日本の樹木診断の現場で広く使われています。ただし、RESISTOGRAPH® は RINNTECH 社(ドイツ)の登録商標で、当社が使用している「レジ(Resi PD)」は IML 社(ドイツ)の製品です。両者は製造しているメーカーが異なります。呼び名の違いは「レジストグラフ・貫入抵抗測定器とは何か」で説明しています。































