横浜フランス月間2021

フランス人 イベント講師 横浜

以前ご紹介させていただいた「アレクサンドル&バンジャマン・カトウ展」は、
お陰様で連日大変好評を頂いております。
これも応援くださった皆様のおかげです。ありがとうございます。

この記事は、横浜フランス月間2021のプログラムとして、横浜・象の鼻テラスで開かれた子どものアトリエ「オリジナル“門松”をつくろう!」の報告です。当社の庭師、バンジャマン・カトウと一緒に、日常の伐採の業務で出たケヤキの材を土台にして、子どもたちと門松をつくりました。

横浜フランス月間2021の子どものアトリエ「オリジナル“門松”をつくろう!」

12月5日には、
を行いました。

横浜日仏学院(アンスティチュ・フランセ横浜)の案内では、催しの概要は次のとおりでした。

項目 内容
日時 2021年12月5日(日)15:00〜16:00
会場 象の鼻テラス(横浜市中区海岸通1丁目)
対象・定員 4歳以上・8名(予約制、定員に達しない場合は当日受付も可)
参加費 無料
申込み先・共催 アンスティチュ・フランセ横浜に申込み、象の鼻テラスとの共催
位置づけ 「アレクサンドル&バンジャマン・カトウ展」の関連イベント

出典: 横浜日仏学院「アレクサンドル & バンジャマン・カトウ展」のページ(2021年、ウェブアーカイブで確認)

横浜市の資料によると、市内にあるフランス政府の公式機関「横浜日仏学院」は、毎年「横浜フランス月間」を開いています。横浜市とフランスのリヨン市は、1959年から姉妹都市として交流を続けています。カトウ展と今回の門松づくりは、2021年の横浜フランス月間のプログラムとして行われました。会期中には、「フランス」をテーマにした特別版のマルシェも週末に開かれていました。

カトウ展 日程 横浜フランス月間2021 象の鼻テラス 門松づくり マルシェ カレンダー 図

図: アレクサンドル&バンジャマン・カトウ展と関連の催しの日程(出典: 横浜日仏学院の展覧会のページ〈2021年〉、横浜市観光情報サイトの催しのページをもとに当社作成)

門松でもあり、クリスマスツリーでもある作品

門松でもありながら
クリスマスツリーでもある
この作品はバンジャマン・カトウが
フランスと日本のアイデンティを表したものです。

横浜日仏学院の案内では、この催しを「フレンチスタイル(!?)の“門松”づくり」と紹介し、クリスマスとお正月を迎えるめでたい季節に、プロの技を間近で体験しながらオリジナルの門松をつくると書いていました。フランスからは、兄でアーティストのアレクサンドル・カトウもリモートで参加する予定と案内されていました。写真の作品は、輪切りにした木の台に竹と松の枝を立て、赤い玉などの飾りを付けたものです。

伐採したケヤキの材を、門松の土台に再利用

使用する材料も
新しい材料を購入するだけでなく
門松の土台となる部分は、日常の伐採の業務の中で切り出した
ケヤキの材などを再利用しました。
ケヤキ 再利用 伐採材

ケヤキ 再利用 伐採材

切っておしまいにするだけでなく、
都市の中でも緑化樹木として利用されたものが
整備され、加工、再利用される事で、
感謝の気持ちを伝えるとともに、
街の中でも循環にも繋がっていることをお伝えできればと思いました。

三重県林業研究所の樹木の紹介(森林総合研究所九州支所の資料による)では、ケヤキは本州・四国・九州から朝鮮半島・中国・台湾の山地に分布し、庭木や公園樹、街路樹にも使われる木です。同じ紹介では、ケヤキの材は木目が美しく、湿気によく耐え、保存性もよいので用途が広く、建築材(とくに寺社建築)や器具材、漆器などに使われてきたとされています。街で育ったケヤキを伐採したあとも、その材にはまだ使い道があります。

ケヤキ 伐採材 再利用 門松 土台 循環 流れ 図

図: 伐採したケヤキの材が、門松の土台になるまで(出典: この記事の本文をもとに当社作成)

職人の手仕事を、子どもたちと

他にも門松つくりとして
竹を磨いたり、松の枝を切ったり、飾り結びをするのも
造園職人として大事な作業です。
こどもたちにそういった
職人の手仕事を楽しんで体験してもらいながら
門松作りが出来ました。

林野庁は、子どもから大人までを対象に、木材や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深め、森林の役割や木材の良さ、利用の意義を学んでもらう「木育」の取組を進めています。木の台に触れ、竹や松の枝を扱う門松づくりも、子どもたちが木や植物に親しむ機会の一つになりました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
株式会社トシ・ランドスケープ

まとめ

2021年12月5日、横浜フランス月間2021のプログラムとして、象の鼻テラスで子どものアトリエ「オリジナル“門松”をつくろう!」を開きました。門松でもあり、クリスマスツリーでもある作品は、フランスと日本の両国にルーツをもつバンジャマン・カトウのアイデンティティを表したものです。土台には、日常の伐採の業務で切り出したケヤキの材などを再利用し、竹を磨く、松の枝を切る、飾り結びをするといった造園職人の手仕事を、子どもたちに体験してもらいました。バンジャマン・カトウの仕事は、社員インタビュー(加藤バンジャマン正拓)でも紹介しています。

よくある質問

Q1. 子どものアトリエ「オリジナル“門松”をつくろう!」はいつ、どこで開かれましたか。

2021年12月5日(日)の15時から16時まで、横浜市中区の象の鼻テラスで、横浜フランス月間2021のプログラムとして開かれました。対象は4歳以上、定員は8名で、参加は無料でした。

Q2. 門松の土台には何を使いましたか。

新しい材料を購入するだけでなく、日常の伐採の業務の中で切り出したケヤキの材などを再利用しました。

Q3. 横浜フランス月間とは何ですか。

横浜市の資料では、市内にあるフランス政府の公式機関「横浜日仏学院」が毎年開いている催しとされています。2021年は、象の鼻テラスでの「アレクサンドル&バンジャマン・カトウ展」もそのプログラムの一つでした。

出典・参考情報

・横浜日仏学院(アンスティチュ・フランセ横浜)「アレクサンドル & バンジャマン・カトウ展」(2021年。ウェブアーカイブ)
・横浜日仏学院「【イベント報告】子どものアトリエ「オリジナル“門松”をつくろう!」」(ウェブアーカイブ)
・横浜市観光情報サイト「横浜フランス月間2021 アレクサンドル & バンジャマン・カトウ展「花瓶に一輪の花」」
・横浜市 記者発表資料「「横浜フランス月間2023」期間中に駐日フランス大使が横浜市立大学で講演」(2023年7月)
・三重県 林業研究所「13 ケヤキ(欅)」(出典として森林総合研究所九州支所の「ケヤキ」の項を挙げている)
・林野庁「木育」

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