御簾垣

大田区田園調布のお客様の玄関先へ
御簾垣の作製をさせて頂きました。
御簾垣は、
簾(すだれ)の形状に似ている事から
名がついた竹垣です。
晒竹(7分)の細い竹を用いる事で、
上品さと風通しの良さを両立しています。
- 御簾垣
親柱の内側に縦溝を掘り、
そこに晒竹を横向きに落とし込み、
表と裏の両面からから縦の押縁で挟み込み結束します。
柱(丸太)は、防腐処理(防腐剤タナリス注入)を行い、
表面をバーナーで焼いています。
防腐処理と焼き加工を行う事で無加工の丸太と比べて、
大幅に耐久性が向上します。
- 御簾垣
木戸も経年劣化していた為、
交換致しました。
年末の門松の準備にお忙しい中、
発注と加工をご対応頂いた
竹屋の 山十さん
施工のご協力を下さった
タツガワ園芸 立川さん
ありがとうございました。
御簾垣
・焼き防腐剤注入丸太 2400mm 末口90mm
・晒竹 太さ:七分
・銅線
・黒棕櫚縄
木戸
ランマ・ウメ・ウグイス木戸
株式会社トシ・ランドスケープ