ロープの一方を固定し、体がそのロープに沿って動く「止めたロープのシステム(SRT)」は、枝に掛けたロープが体とともに流れる MRS とは、支点にかかる力も樹冠の中での動き方も違います。連載「アーボリストの基礎」の第13回では、その仕組みと違い、選ぶときの考え方を樹木医が解説します。
この連載をお読みいただく前に
この記事は、ツリークライミングの仕組みと安全の考え方を紹介するものです。登り方や結び方の手順は載せていません。樹上での作業は、資格と経験のある指導者のもとで訓練を受けてから行うもので、記事だけを手がかりに木に登ることは、重大な事故につながるため決して行わないでください。
第12回では、枝に掛けたロープの両端を使い、体の動きとともにロープが支点を流れる「動くロープのシステム(MRS)」を取り上げました。今回は、もう一つの代表的な登るシステム、ロープを固定して使う「止めたロープのシステム」です。
国際アーボリカルチャー協会(ISA)が出している登り手の教科書は、2021年の版で、止めたロープと動くロープの章を新しく設けました。この回では、止めたロープのシステムが何でできているか、MRS と何が違うか、どちらを選ぶかをどう考えるか、を書きます。ロープの止め方や器具へのロープの通し方、登り方は、指導者が現場で直接教えるもので、この記事には載せません。
呼び名の整理 ― SRT・SRS と、MRS・DdRT
日本の法令の言葉
最初に言葉をそろえます。日本の法令には、SRT や MRS にあたる言葉はありません。ロープで体を支えて行う高所の作業(ロープ高所作業)について、労働安全衛生規則は、体を保持する器具を付ける「メインロープ」と、墜落制止用器具を付ける「ライフライン」を分けて設けるよう定めています(第539条の2)。
これらはロープ高所作業の言葉で、樹上作業の SRT や MRS と一つずつ対応するものではありません。樹上作業がロープ高所作業に当たるかどうかは、第20回で書きます。
| 法令の言葉 | 法令・通達での意味 |
|---|---|
| メインロープ | 体を保持する器具を取り付けるロープ |
| ライフライン | 墜落制止用器具を取り付けるためのロープ(常に体を支えるためのものではない) |
| 接続器具 | 体を保持する器具をメインロープにつなぐ器具(下降器・登高器など) |
| 堅固な支持物 | ロープにかかる荷重に応じた十分な強度と構造をもつ支持物 |
出典: 労働安全衛生規則 第539条の2・第539条の3、平成27年8月5日 基発0805第1号。樹上作業の SRT・MRS と対応すると断定できるものではありません
海外の呼び名と、メーカーの日本語の資料
海外では、ISA の木登りの資格(ISA Certified Tree Climber)の試験の範囲が、メインロープを設置する方法として、Stationary Rope System(SRS)と Moving Rope System(MRS)の2つを挙げています。どちらか一方ではなく、両方を知っていることが求められます。
補いとして、日本で手に入るメーカーの日本語の資料では、ペツルの「ツリーケア カタログ 2026」が、ロープを固定する方を「シングルロープ技術」、ロープを往復させる方を「ダブルロープ技術」と書いています。
SRT は Stationary Rope Technique(Single Rope Technique とも)の略、DdRT は Doubled Rope Technique の略です。この記事では、題に合わせて SRT と書き、資料の言葉を引くときは SRS とそのまま書きます。
| 見る点 | 止めたロープのシステム | 動くロープのシステム |
|---|---|---|
| 英語の略称 | SRT・SRS | MRS・DdRT |
| 英語の名前 | Stationary(Single)Rope Technique/Stationary Rope System | Moving Rope System/Doubled Rope Technique |
| ペツルの日本語の呼び名 | シングルロープ技術 | ダブルロープ技術 |
出典: ISA Certified Tree Climber の試験範囲、ペツル「ツリーケア カタログ 2026」p.5・6
止めたロープのシステムは、何でできているか
日本の法令が前提にしている形
日本の法令のロープ高所作業の決まりは、ロープを上方の支持物に固定し、そこに体をつなぐ形を前提に書かれています。労働安全衛生規則は、メインロープとライフラインを、作業箇所の上方にある、それぞれ異なる堅固な支持物に確実に緊結し、切断のおそれのある箇所には覆いを設けるなどの措置をとるよう定めています(第539条の3)。ビルクリーニングとのり面の工事以外では、メインロープを異なる2以上の堅固な支持物に緊結するなどの措置をとれば、当分の間ライフラインの設置などを適用しない経過措置もあります(平成27年厚生労働省令第129号 附則第2条)。
ただし、施行の通達にも経過措置にも樹木や樹上作業を名指しした言葉は無く、止めたロープのシステムがどの決まりに当たるかを示した厚生労働省の資料も、今回調べた範囲では見つかりませんでした。ここでは、法令が前提にしている形の紹介にとどめます。
海外の規格での扱い
海外では、ISA が事務局を務める米国の樹木作業の安全基準 ANSI Z133 の改訂案(第2回公開レビュー版、2024年1月)が、本文で SRS・MRS の言葉を使わず、システムの種類を分けずにメインロープの決まりを書いています。吊り点は、メインロープが横へずれ動かないものを選び(8.2.9)、作業で加わる力に耐えられるものでなければならない(8.2.10)、としています。
降りる前と降りる間に、ヒッチ(摩擦で体を止める結び)または機械式の器具の下のロープの傷みを確かめる、という条(8.2.19)の「または機械式の器具」は、第2回のレビューで書き足された言葉です。ZIGZAG のような機械式の器具が当たり前に使われるようになったことの表れだと、私は受け取っています。
システムの全体像
止めたロープのシステムでは、ロープの一方の端が木の根元か樹冠に固定され、樹冠の中の吊り点を通って人まで下りてきます。ロープは動かず、体がロープに沿って上下します。補いとしてメーカーの資料を見ると、ペツルのカタログは、根元に固定して適した枝を吊り点にする形を示し、そのロープを登るためにも作業のためにも使う、と説明しています。

止めたロープのシステム(SRT)の全体像。体の重さは吊り点から枝・幹・根へ伝わる
- 固定点(アンカー): ロープの一方の端を受け止める所。根元に置く形と、樹冠に置く形がある
- 吊り点: 体の重さをいちばん大きく受ける枝の分かれ目や人工の支点。英語では primary suspension point(一次の吊り点)と呼ばれる
- メインロープ: 固定点から吊り点を通って人まで下りる1本。登るためにも、作業のためにも使う
- 器具: ロープの上で体を止め、動かすための器具
- ハーネス: 器具を受けて体を支える(第4回)
器具の例 ― ZIGZAG と CHICANE
ペツルの取扱説明書では、ZIGZAG は「ダブルロープ技術で使用するツリーケア用のメカニカルプルージック」、つまり本来は動くロープのための器具です。CHICANE は、ZIGZAG をシングルロープ技術で使うための専用の補助ブレーキで、下るときはブレーキを補い、登るときはロープをなめらかに流します。カタログは、シングルロープでは ZIGZAG に必ず CHICANE を組み合わせると明記しています。
当社の職人も、止めたロープのシステムでは ZIGZAG と CHICANE を組み合わせて使っています。ほかにも、Notch の Rope Runner、Rock Exotica の Akimbo、ISC の REFLEX なども使っています。ここに挙げた名前は仕組みを説明するための例で、器具の組み合わせ方はメーカーの取扱説明書と指導者の教えに従います。取扱説明書は、使う前にその器具とリスク管理に特化したトレーニングを受けること、使い方をよく知る人か、その人の直接の指導を受ける人だけが使うことを求めています。システムの支点は、できる限り使う人の体より上にとるよう書かれています。
MRS との違い ― ロープの動き・支点にかかる力・樹冠の中の動き
日本の法令・規格には、止めたロープと動くロープを比べた決まりはありません。比べるときの手がかりは、海外の規格の改訂案に添えられた手引きと、それを補うメーカーの資料です。

動くロープ(MRS)と止めたロープ(SRT)。ロープの本数と流れ方が違う
支点にかかる力
ANSI Z133 改訂案(第1回公開レビュー版)には、登る人の支点の選び方の手引きが付属書として添えられています(規格の一部ではない、未確定の参考資料)。体の重さは支点を支える枝・幹・根まで伝わり、どこで壊れても人は落ちるので、支点から根までのすべてを見る。そして、支点にかかる力は MRS と SRS で違い、SRS の中でも根元で固定する形と樹冠で固定する形で違う、という考え方です。
どちらが大きいかは手引きに書かれておらず、研究で確かめた一次情報も今回は見つけられませんでした。補いとしてメーカーの資料を見ると、ペツルの技術資料は、止めたロープではロープの向きを変える点で滑車のような効果が生じ、理屈の上では支点にかかる力が大きくなる、と説明しています。ただし、実際は理屈と大きく違うことがある、とも断っています。この記事では数値には触れず、「システムが変われば、支点と木にかかる力も変わる」までを書きます。支点の枝の見方は、第10回で書きました。
ロープの動きと、樹冠の中の動き
ペツルのカタログによれば、動くロープは樹冠のどの方向にも動きやすく、枝の上を歩くときの支えが大きい。止めたロープは、登るロープと作業のロープが同じなので登った後に設定を変えなくてよく、吊り点の枝の信頼性が確かめられていれば、吊り点の高さまで登らずに作業する所へ行けます。ロープが固定されているので、枝とこすれてロープの流れが変わる影響も受けません。

動くロープ(MRS)の側の姿。支点から往復2本のメインロープが下り、ランヤードは幹へ回る
| 見る点 | 動くロープ(MRS) | 止めたロープ(SRT) |
|---|---|---|
| ロープの形 | 支点で折り返した往復2本 | 一方を固定した1本 |
| 体が動くとき | ロープが支点や枝の上を流れる | ロープは動かず、体がロープに沿って動く |
| 枝とのこすれ | ロープの流れに関わる | ロープが固定されているので流れに影響しない |
| 樹冠の中の動き | どの方向にも動きやすく、枝の上を歩くときの支えが大きい | 登るロープと作業のロープが同じで、登った後に設定を変えなくてよい |
| 作業する所への行き方 | メーカーの資料に記述なし | 吊り点の枝が確かめられていれば、吊り点の高さまで登らずに行ける |
| 支点にかかる力 | SRT とは違う | MRS とは違い、根元で固定するか樹冠で固定するかでも違う |
| 器具の例 | ZIGZAG(ダブルロープ用のメカニカルプルージック) | ZIGZAG に CHICANE(補助ブレーキ)を組み合わせる |
出典: ペツル「ツリーケア カタログ 2026」p.5・6・20・21、ペツル「ZIGZAG / ZIGZAG PLUS / CHICANE 取扱説明書」、ANSI Z133 改訂案(第1回公開レビュー版)付属書 C.4。力の数値は書いていません
登る速さや体への負担の違いを、一次情報で比べた資料は確かめられていません。第12回で書いたとおり、1本のロープを登る SRT は、特別な組み方をしない限り、引くたびに体重のすべてを引きます(ペツルの技術資料)。そのため SRT は、器具の組み合わせで登る力を補います。ペツルのカタログも、シングルロープでは登高を楽にするニーアッセントを付けて使う、と書いています。そのうえで、現場での経験から言うと、背の高い木の上の方まで上がるときは、止めたロープのほうが体の負担が少なく、早く上がれると感じます。
どちらを選ぶか ― 木と作業と救助の備えから考える
日本の決まりから言えること
どちらのシステムを選ぶかを定めた日本の法令・基準はありません。ただ、ロープ高所作業の決まりが求める「堅固な支持物」は、施行の通達で、ロープにかかる荷重に応じた十分な強度と構造をもつ支持物、と説明されています。樹上作業にこの決まりが当たるかは別の話ですが、体を預ける所がその力に耐えられるかを先に考える、という順番は、樹上でも変わらないと私は考えています。
海外の基準での考え方
海外では、ISA の資格の試験範囲が、SRS と MRS の設置の方法に並べて、支点と予想される力に対する木の特徴と強さを知識に挙げ、技能として、材の強さ・枝の付け根の角度・腐朽などから枝の強さを見ること、体を預ける前に支点を確かめることを挙げています。ANSI Z133 の改訂案も、地上からロープを掛けるときは、支点の状態を地上から目で確かめるよう定めています(8.2.11)。
救助の備えも、選ぶときの考え方に入ります。ペツルの取扱説明書は、レスキューの計画と装備を前もって用意するよう求めています。止めたロープには、救助を地上から助けられる形にする考え方があり、メーカーのカタログにも例が載っています。救助の備えは第19回で書きます。
| 考える点 | 中身 | 出典 |
|---|---|---|
| 支点と木の全体 | 支点の枝だけでなく、幹と根まで、そのシステムでかかる力に耐えられるか | ANSI Z133 改訂案 付属書 C.4、ISA の試験範囲 |
| 作業する所 | 作業する所が木のどこにあり、吊り点の高さまで上がる必要があるか | ペツル カタログ p.6 |
| 樹冠の中の動き | 樹冠の中をどの方向へ動くか、枝の上を歩くか | ペツル カタログ p.6 |
| 救助の備え | 動けなくなったときに、どう救助するかを前もって決めているか | ペツル 取扱説明書、カタログ p.22 |
| 器具 | 使う器具がそのシステムに対応しているか(シングルロープでは補助ブレーキを組み合わせる、など) | ペツル 取扱説明書、カタログ p.21 |
出典は表の右の欄のとおり。どれも判断の目安(数値)は示されておらず、決めるのは訓練を受けた登り手と指導者です

支点から離れて枝先へ出る作業員。樹冠の中をどう動くかも、システムを選ぶ手がかりになる
現場での経験から言うと、背の高い木で、作業する所が吊り点より下に集まっているときは止めたロープ、樹冠の中を横へ広く動きながら枝先を透かしていく剪定では動くロープ、と使い分けることが多くあります。ただ、これは決まった目安ではありません。同じ樹種でも木ごとに枝ぶりも傷み方も違うので、木を見たうえで決めています。
英国の例(補い)
英国の安全衛生庁(HSE)は、樹上の登はんの技術を「ワークポジショニング」と、SRT などを含む「ロープアクセスとポジショニング」に分けています。後者は、別々に固定した作業用と安全用の2本のロープを原則としつつ、リスク評価で2本目のほうが危険が大きいと示され、適切な安全措置があるときは1本でもよい、としています。
英国の業界団体 Arboricultural Association(AA)は2020年、SRT のワークポジショニングの報告書を発表した際に、当時の英国では SRT について保険や器具の承認、現場で使えるかに懸念があった、と書いています。
職人の視点 ― システムを選ぶ前に、木を見る
止めたロープのシステムが入ってきて、樹上へ上がるための道具は大きく変わりました。それでも、私が若い職人に繰り返し伝えているのは、どのシステムを使うかより先に、木を見ることです。
止めたロープを根元で固定すると、根元の固定点から幹、吊り点の枝まで、木の全体が一つのシステムの一部になります。樹木診断で木を診るときの目と、登る前に支点を確かめるときの目は、私の中では同じものです。枯れ枝、腐朽、入り皮、根元のキノコ。登る前に見る所は、診断で見る所とほとんど重なります。

寺社の境内のクスノキ。根元から樹冠まで、木の全体を見てからシステムを選ぶ
現場での経験から言うと、器具が便利になるほど、器具の外にある木を見る時間が短くなりがちです。早く上がれるシステムを使う日ほど、登る前に木を見る時間は削らない。それが、道具が変わっても変わらない、木に登る仕事の基本だと考えています。
新人のための確認
この回で覚える名前
- SRT・SRS(止めたロープのシステム/シングルロープ技術)
- MRS・DdRT(動くロープのシステム/ダブルロープ技術)
- 固定点(アンカー)と吊り点(一次の吊り点)
- 根元で固定する形と、樹冠で固定する形
- メカニカルプルージック(例: ZIGZAG)と補助ブレーキ(例: CHICANE)
- 日本の法令の言葉: メインロープ・ライフライン・接続器具・堅固な支持物
理解しておく考え方・決まり
- ロープが動くか止まっているかで、支点にかかる力と、樹冠の中での動き方が変わる
- 体の重さは、支点から枝・幹・根まで伝わる。支点から根までのすべてを見る
- どちらのシステムを選ぶかは、木・作業する所・樹冠の中の動き・救助の備え・器具から考える
- シングルロープで ZIGZAG を使うときは、補助ブレーキを組み合わせる(取扱説明書のとおり)
- 器具は、その器具に特化したトレーニングを受け、よく知る人の指導のもとで使う
指導者のもとで習う項目
- 止めたロープのシステムの設置
- 止めたロープでの登り方・降り方
- 止めたロープの器具の点検と扱い
- 止めたロープでの救助の備え
- 当社でのシステムの選び方
よくある質問(Q&A)
Q1. ツリークライミングの SRT とは何ですか?
A. ロープの一方の端を木の根元か樹冠に固定し、そのロープに沿って体を動かして登り、樹上で作業するシステムです。Stationary Rope Technique の略で、ロープを固定して使うことから、この連載では「止めたロープのシステム」と呼んでいます。ペツルの日本語の資料では「シングルロープ技術」と書かれています。
Q2. SRT と MRS は何が違うのですか?
A. MRS は、枝や人工の支点に掛けたロープを往復2本で使い、体が動くとロープが支点を流れます。SRT は、固定した1本のロープの上を体が動き、ロープそのものは動きません。メーカーの資料は、MRS は樹冠のどの方向にも動きやすく、SRT は登った後に設定を変えずに作業する所へ行ける、と説明しています。支点にかかる力も2つのシステムで違います。
Q3. SRT と MRS は、どうやって使い分けるのですか?
A. どちらを選ぶかを定めた日本の法令・基準はありません。メーカーの資料と海外の基準からは、支点の枝と木の全体がそのシステムでかかる力に耐えられるか、作業する所が木のどこにあるか、樹冠の中をどう動くか、救助の備え、使う器具が対応しているか、といった点から考えることが分かります。判断の目安となる数値は示されておらず、訓練を受けた登り手と指導者が木を見て決めます。
Q4. 日本の法令に、SRT の決まりはありますか?
A. 日本の法令に SRT や MRS という言葉はありません。ロープ高所作業について、労働安全衛生規則は、体を保持するメインロープと、墜落制止用器具を付けるライフラインを分け、上方の堅固な支持物に固定するよう定めています。ただ、樹上作業がロープ高所作業に当たるか、どの決まりが当たるかを示した厚生労働省の資料は、今回調べた範囲では見つかりませんでした。
Q5. この記事を読んで、自分で木に登ってもよいですか?
A. 記事だけを手がかりに木に登ることは、重大な事故につながるため行わないでください。この連載は仕組みと安全の考え方を紹介するもので、登り方や結び方の手順は載せていません。樹上での作業は、資格と経験のある指導者のもとで訓練を受けてから行うものです。高い木の手入れでお困りの場合は、専門の業者にご相談ください。
出典・参考情報
- e-Gov 法令検索「労働安全衛生規則」(第539条の2、第539条の3、第539条の7)、労働安全衛生規則の一部を改正する省令(平成27年厚生労働省令第129号)附則第2条
- 厚生労働省「ロープ高所作業における危険の防止を図るための労働安全衛生規則の一部を改正する省令等の施行について」(平成27年8月5日 基発0805第1号)(中央労働災害防止協会 安全衛生情報センター)
- International Society of Arboriculture「ANSI Z133 改訂案(第2回公開レビュー版、2024年1月)」(8.1.1.1、8.2.9〜8.2.11、8.2.19。最新版は Z133-2026。本文の記述は改訂案による)
- International Society of Arboriculture「ANSI Z133 改訂案(第1回公開レビュー版)」付属書 A(用語集)・付属書 C.4(Climber Anchorage Selection Guidance)。付属書は規格の一部ではない、未確定の参考資料
- International Society of Arboriculture「ISA Certified Tree Climber Examination Outline」
- International Society of Arboriculture『Tree Climbers’ Guide, Fourth Edition』(Sharon J. Lilly・Alex K. Julius 著、2021年)。章の構成は ISA の販売ページの紹介による
- ペツル「ZIGZAG / ZIGZAG PLUS / CHICANE 取扱説明書」(日本語)、同「ツリーケア カタログ 2026」(日本語版)p.5〜7・19〜22・33
- Petzl「Movement and work in the tree using DdRT and SRT with the ZIGZAG」
- Health and Safety Executive(英国)「Tree climbing」
- Arboricultural Association(英国)「Stationary Rope Technique (SRT) Work Positioning report」(2020年8月3日)
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株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
※ 「アーボリスト」は、株式会社ツリークライミングワールドの登録商標です。当社の記事では、樹木の手入れを専門とする職業(英語の arborist)を指す言葉として使っています。
※ 「ツリークライミング」は、株式会社ツリークライミングワールドの登録商標です。当社の記事では、ロープとハーネスで樹木に登って作業する技術を指す言葉として使っています。
連載「アーボリストの基礎」のすべての回は、連載の一覧からご覧いただけます。
































