2026年11月3日、樹木医の金原先生に、春に続き、秋のバラの勉強会を開いていただきました。つるバラは枝を横に寝かせないと花が咲かないこと、冬の剪定は芽の少し上で思い切って切ること、鉢の土の入れ替えと肥料の考え方まで、教わったお話を、高い木を扱う樹木医の目で整理しました。
私たちの仕事は、高木の剪定や特殊伐採、樹木診断が中心です。バラも同じ木ですが、低い株を毎年仕立て直し、花を咲かせるための手入れは、普段の仕事とは考え方の重みの置き方がずいぶん違います。先生のお話には、そのまま現場に持ち帰りたい言葉がいくつもありました。

春の勉強会で、咲きそろったバラに囲まれる金原先生
この記事は、勉強会の録音の文字起こしで先生の言葉を確かめ、京成バラ園芸の「バラの育て方」や新宿御苑のガイドウォークの資料などと照らし合わせて書いています。資料で確かめられたものには出典を添え、資料で確かめていないものは「先生のお話では」と書き分けました。
つるバラは枝を横に寝かせる──誘引で花が咲く理由
先生が「つるバラでいちばん大事」と話されたのが、誘引です。つるバラは、枝を横に寝かせないと花が咲かない。アーチに仕立てるときも、枝を上へまっすぐ伸ばすのではなく、横へ回していくのが基本とのことでした。今の時期は、まだ枝を伸ばすだけ伸ばしておく時期だそうです。
理由は、先端の芽が優勢になる性質、いわゆる「頂芽優勢」です。枝の先端の芽は、下にある芽の伸びを抑える働きをもっています。枝を立てたままにしておくと、先端ばかりが伸びて、花も枝先に偏ります。枝を横に倒すと、先端の芽の抑えが弱まり、枝の途中の芽からも花をつける枝が出てきます。京成バラ園芸の「剪定・誘引」でも、枝は水平か、やや斜め上向きに配置するとしています。頂芽優勢と、芽の上で切る位置の関係は、当社の記事「切り戻し剪定とは──芽の上と分かれ目で切る、枝を短くする庭師の技」でも図にしています。

枝を立てたままのつるバラは枝先にしか咲かず(左)、横に寝かせて誘引すると枝の途中の芽から花の枝が出て咲きそろう(右)
誘引は冬に──12月ごろから枝がしなる
先生は、12月ごろからは枝に水が上がらなくなるので、枝がよくしなり、曲げる作業がしやすくなると話されていました。ただ、温暖化が進むと、この時期をもう少し遅らせなければいけないかもしれない、とも。新宿御苑のガイドウォークの資料「バラを育ててみたい方に」では、バラの休眠期は12月〜2月で、この時期は枝の水分を減らして春を待つと説明されています。京成バラ園芸の「12月の管理」では、つるバラの剪定・誘引は12月下旬ごろからが適期とされ、「剪定・誘引」では、できなかった場合もできるだけ1月上旬までに行うとしています。
もう一つ、先生が実際の枝で説明してくださったのが、曲げる向きです。枝の向きを見ずに曲げると、ぽきりと折れてしまう。京成バラ園芸の「剪定・誘引」にも、枝が伸びている向きと逆に配置すると折れやすい、と同じ注意があります。同じページでは、誘引の前に残っている葉をすべて取り除くとしていて、「12月の管理」はその理由を、春の芽吹きをそろえることと、病害虫を持ち越さないためと説明しています。
時期を選ぶことで作業そのものが楽になり、枝への負担も小さくなる。木の大きさが違っても、手を入れる時期を木の動きに合わせるという考え方は同じだと感じました。
冬の剪定は思い切って、芽の少し上で切る
冬の剪定について、先生は思い切って切ることで、新しい枝がしっかり出てくると話されていました。本にあるように新しく育った枝なら教科書どおりに切れるけれど、古い株ではそうはいかず、残っている枝で勝負するしかない場面もある、というのが先生の実感です。樹勢のよい株なら、古い枝を根元から切って、若い枝を2本残すだけでも十分だそうです。
時期は、先生のお話では1月がよい年もあるとのこと。京成バラ園芸の「剪定・誘引」では冬剪定を1月上旬〜2月下旬とし、「2月の管理」では遅くとも2月末までに終えるよう勧めています。冬は残っている葉をすべて落とす、というお話もありました。新宿御苑の資料も、冬剪定では樹高の2分の1ほどを切り、残っている葉をすべて落とすとしています。
どれくらい深く切るかで、花の咲き方も変わります。京成バラ園芸の「剪定・誘引」によると、全体の高さの半分ほどに浅く切ると早めに咲いて花数が多くなり、3分の1ほどまで深く切ると大きな花が咲くかわりに、花数は少なく開花も遅くなります。

冬の剪定の前(左)と後(右)。細い枝・枯れ枝・交差する枝を根元から外し、太い枝を高さの半分ほどで外芽の少し上に切り、葉はすべて落とす
枝の年数で切る位置を変える
先生は、枝を1年目、2年目、3年目と数えて見せてくださいました。冬は1年目の枝のところで切ってもよく、夏は2段目、3段目のあたりで軽くする。いらない枝はさっさと取り、株を小さくしたいときには内側の枝を残しておく必要がある、というお話もありました。株元から勢いよく伸びた新しい枝(シュート)は、30cmほどで先を摘む(ピンチする)と、そこからまた枝が出てくるそうです。
切る位置は芽の少し上──近すぎると芽が乾く
切る位置のお話は、私たちの剪定ともそのまま重なりました。私たちなら芽のすぐ上でぴったり切ってしまいそうなところを、バラでは少し離して切ります。ここから芽が出てくるので、芽のきわで切ると芽が乾いてしまう、というのがその理由でした。新宿御苑の資料では、切る位置を「各枝の良い芽の上3〜5mm」としています。京成バラ園芸の「剪定・誘引」は、外側の芽(外芽)の上で切るのを基本としています。
| 切る位置 | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 芽のきわ(近すぎる) | 芽が乾いて弱る |
| 芽の上3〜5mm | 芽が残り、そこから新しい枝が伸びる |
| 芽から離れすぎる | 切り残しが枯れ込みやすい |
出典: 新宿御苑 グリーンアカデミークラブ「バラを育ててみたい方に」(切る位置の目安)、勉強会での金原先生のお話、当社の記事 13313「切り戻し剪定とは」

芽から離れすぎ(左)、芽の少し上を芽に沿って斜めに(中央)、芽に近すぎ(右)
高木の剪定で、枝を短くするときに芽の上や分かれ目で切るのも、残した芽や枝に次の成長を任せるためです。バラは毎年この判断を株全体で繰り返すので、一本の枝ごとの判断の積み重ねがそのまま翌年の花になります。
夏の剪定は関東では9月上旬
秋の花のための夏の剪定は、8月下旬から9月上旬、関東では9月上旬ごろがよいとのことでした。京成バラ園芸の「剪定・誘引」も、夏剪定は9月10日ごろまでに行うとし、つるバラは夏剪定をしないとしています。「9月の管理」によると、遅れると、つぼみがついても冬までに咲かずに終わることがあります。
一方で先生は、夏の剪定を何が何でもしなければいけないわけではない、とも話されていました。切らなくても花はそれなりに咲く。ただ、花は小さく、貧弱になる。どちらを選ぶかは、その株に何を望むかで決まるのだと受け取りました。

剪定ばさみを手に、バラの花を摘むスタッフ(秋の勉強会)
鉢やプランターの土は1〜2年で入れ替える──鉢は雨よけで黒星病を防ぎやすい
マンションで鉢やプランターに植えて育てているバラについては、毎年、または2年おきに土を替えなければいけないとのお話でした。替えないと、よくは咲かないそうです。古い土の処分は、自治体によって扱いがずいぶん違うので、お住まいの区市町村の決まりを確かめておく必要があります。
京成バラ園芸の「2月の管理」では、2月が鉢替え(土替え)の適期とされています。今より2号大きい鉢に植え替えるのが一般的で、同じ鉢を使うなら一部の土を落として新しい土で植え直します。10号以上の大きな鉢なら、2年に1度の植え替えでもよいとしています。新宿御苑の資料も、鉢植えは2年に一度は土を替えるとしています。
鉢植えには、雨を避けられる利点がある
手間がかかる一方で、先生は鉢植えの利点も挙げていました。雨の当たらない軒下に置いておけば、黒星病にかかりにくいということです。黒星病は、葉に黒い円形の斑点が出て、周りが黄色くなって落葉するバラの病気です。京成バラ園芸の「病害虫対策」によると、菌は地表面や葉にいて、雨によって伝染し、雨の多い梅雨や秋の長雨の時期に多く出ます。京都府の農林センターの資料「バラ黒星病」も、病原菌は風雨で飛び散って広がり、落ちた葉で冬を越して翌年の伝染源になるとしています。
京成バラ園芸は、落ちた葉の処分と、水やりで葉に水をかけない・水はねを起こさないことを、京都府の資料は、病気の葉を見つけたらすぐに摘むことと、葉に水をかけないことを挙げています。鉢を軒下に置くことも、水はねを避けることも、病気の葉を片付けることも、菌を運ぶ水と菌のすみかを減らすという意味で、同じ方向の手入れなのだと思います。

雨の当たらない軒下の鉢(左)と、雨に当たって黒星病の斑点が出た鉢(右)。点線が軒の先
消毒は週1回が理想、でも続けるのは難しい
先生のお話では、消毒は週に1回やったほうがよいけれど、実際にはやりきれないので、ある程度は我慢しなければいけないこともあるとのことでした。薬は、作物ごとに使えるものが登録で決まっています。一般の方から相談を受けたときは、ホームセンターでバラに使える薬を選んでもらうように話している、ということでした。
肥料は「肥料食い」のバラに、薄いものを何回も
先生によると、バラは「肥料食い」と言われ、普通の木より肥料を多く使うそうです。基本は、花が終わったあと、2月ごろ、夏の剪定のあと。冬の寒肥には昔は油かすや骨粉などを使っていたこと、花のあとのお礼肥には液肥や、効き目が6か月ほど続く緩効性の肥料を使うことも教わりました。
参加者から、肥料を与えすぎると枝が徒長して軟弱になるのでは、という問いも出ました。先生の答えは、液肥は濃いものを一度に与えるよりも、薄いものを何回も与えたほうがよいというものでした。量だけでなく与え方で、株に無理をさせない、という考え方だと受け取りました。
| 時期 | 手入れ | 肥料 |
|---|---|---|
| 12月下旬〜1月上旬 | つるバラの剪定と誘引 | なし |
| 1月〜2月 | 冬の剪定、鉢替え(2月) | 寒肥(京成バラ園芸は地植えだけ) |
| 3月中旬〜下旬 | 芽吹き | 追肥 |
| 6月 | 咲き終わった花を切る(花がら摘み) | 追肥(お礼肥) |
| 9月上旬 | 夏の剪定(つるバラはしない) | 追肥 |
出典: 京成バラ園芸「バラの基本的な育て方」の「肥料」「剪定・誘引」と月ごとの管理(関東平野部が基準)、新宿御苑 グリーンアカデミークラブ「バラを育ててみたい方に」の「バラの一年」
京成バラ園芸の「肥料」では、寒肥は地植えのバラにだけ行い、鉢植えには行わないとしています。鉢植えは、鉢の縁に少しずつ置く追肥で補います。一方、新宿御苑の資料は、鉢植えにも12月下旬〜2月下旬に寒肥として固形の発酵油かすを鉢の縁に置くとしていて(10号鉢で親指大を6個が目安)、資料によって考え方が分かれます。地植えと鉢植えで肥料の与え方が違うことは、表だけでは見落としやすいところです。
今年の夏の猛暑は、バラにも強く響いたそうです。急に調子を落とした株もあったとのことで、暑さへの強さは品種ごとに違うというお話もありました。

バラの株を一つずつ見て回るスタッフ
樹木の管理でも、弱った木を見ると肥料を入れたくなります。けれども、根が傷んでいれば吸い上げることができません。肥料の前に根と土の状態を確かめる、という順番を私は大切にしたいと考えています。濃いものを一度に与えないというバラのお話は、その考えとも重なりました。
カミキリムシ、根の形、株の年齢──ほかに教わったこと
カミキリムシは株元を見る
カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)について、先生は枝の上のほうにはまず入らず、根元に削りくずと穴が出ると説明されていました。その穴に専用のスプレーを吹き込んでおけば、ほぼ大丈夫だそうです。佐賀県農業試験研究センターの資料「果樹の枝幹害虫対策」(カンキツのゴマダラカミキリの項)でも、穴の木くずを取り除いてから薬剤を注入し、注入した後も木くずが出るなら幼虫が生きているので、もう一度注入する、という手順が示されています。
薬剤は、製品のラベルでバラに使えるか、使い方と回数を確かめてから使う必要があります。勉強会では、花の時期に入り込んで花を食べるコガネムシを、フェロモンのトラップで集めているお話もありました。

株元の穴と、その下に積もった木くず。穴に専用のスプレーのノズルを差し込む
バラの根は意外と短い
参加者の「バラの根がどう張っているのか想像がつかない」という問いに、先生は意外に短い、ゴボウのような根だと答えていました。
樹木医として根を見るとき、私たちは太い根が株を支え、細い根が水と養分を吸うという役割の違いを意識しています。勉強会でも畑の中の歩き方が話題になり、根はそれほど広くないけれど、なるべく株の近くは歩かないようにしている、とのことでした。現場での経験から、根元の土が踏み固められた木は弱りやすいと感じています。株の周りを歩く場所を決めておくことは、低いバラでも高い木でも、根を守るための最初の手入れだと思います。
5、6年たった株のほうが勢いがよい
植えて5、6年以上たった株のほうが、花も大きく、勢いもよい、というお話も意外でした。古い株は弱るものと思いがちですが、根が張り、毎年の剪定で枝が更新されていれば、株は充実していくということなのだと受け取りました。
トゲ、香り、花びらの使い道
バラは野生のバラから改良されてきたので、先祖の性質が出てトゲが多くなるものがあるそうです。トゲは、つるが登っていくときの引っかかりにもなっている、というお話もありました。子どもが通う施設ではトゲを取って管理している例もあると伺いましたが、先生ご自身は、トゲが痛いことを子どもに教えるのも大事だと考えているそうです。
香りにもいろいろな分類があること、しおれた花びらはポプリにして最後まで使えることも教わりました。濃い赤や茶色の花はドライフラワーにしても色がきれいに残り、薄い白や薄いピンクは茶色くなってしまうそうです。

切ったバラとバラの実(ローズヒップ)を合わせたかご
切ったバラとバラの実で、かごのアレンジ
勉強会では、切ったバラとバラの実(ローズヒップ)を使って、かごのアレンジも作りました。剪定で切った花も、こうして最後まで楽しめます。

バラとバラの実をかごに挿していくスタッフ
材料は同じでも、選ぶ花の色や実の入れ方は人によって違い、かごごとに表情がずいぶん違いました。

赤やピンクのバラにバラの実を添えたかご
バラの好みは人それぞれ
バラの好みも人それぞれで、いつも他の人が選ぶ感性には興味が湧きます。今回はバタースコッチがお気に入りになったスタッフは、古き良きアメリカを感じる雰囲気がヒットしたようでご満悦でした。

気に入ったバラを手に、笑顔のスタッフ
品種選びはカタログで
品種を選ぶときは、花の色や形だけでなく、背の高さや咲き方も見て選ぶ。先生が「これがあれば大体わかる」と勧めていたのが、京成バラ園芸のカタログと、埼玉県杉戸町の育種家・木村卓功さんの「バラの家」(ロサオリエンティス)のカタログでした。京成バラ園芸は「バラの育て方」の月ごとの管理も公開していて、この記事でもたびたび照らし合わせています。
高い木の手入れと同じところ、違うところ
勉強会を終えて、頂芽優勢をどう使うか、芽のどこで切るか、根と土をどう守るかという考え方の根は、高い木の剪定とバラで同じだと感じました。違うのは、バラは毎年、株全体を大きく仕立て直し、その結果が翌年の花としてはっきり返ってくることです。

春の勉強会での金原先生
先生のお話の中に、植物は裏切らない。手をかけた分だけ返ってくるという言葉がありました。高い木は、手入れの結果が出るまでに何年もかかることがあります。それでも、切る位置を一つずつ選び、根元の土を守る積み重ねが木の姿に残っていくのは同じです。金原先生、貴重なお話をありがとうございました。
よくある質問(Q&A)
Q1. つるバラの誘引はいつ行えばよいですか?
A. 12月ごろからの冬が向いています。勉強会では、12月ごろから枝に水が上がらなくなり、よくしなるので曲げやすいと教わりました。京成バラ園芸の12月の管理では12月下旬ごろからが適期とされ、剪定・誘引では、できなかった場合もできるだけ1月上旬までに行うとしています。
Q2. つるバラを横に誘引すると花が咲くのはなぜですか?
A. 枝の先端の芽が下の芽の伸びを抑える「頂芽優勢」という性質があるためです。枝を立てたままだと先端ばかりが伸びて花も枝先に偏りますが、横に倒すと枝の途中の芽からも花をつける枝が出てきます。
Q3. つるバラを誘引するとき、枝が折れないようにするには?
A. 枝の向きを見て曲げることです。勉強会では、向きを見ずに曲げるとぽきりと折れると教わりました。京成バラ園芸の剪定・誘引でも、枝が伸びている向きと逆に配置すると折れやすいとしています。
Q4. バラの冬剪定はいつ、どれくらい切りますか?
A. 京成バラ園芸の剪定・誘引では1月上旬〜2月下旬です。全体の高さの半分ほどに浅く切ると花数が多く、3分の1ほどまで深く切ると大きな花が咲きますが花数は少なくなります。勉強会では、冬は思い切って切り、残った葉はすべて落とすと教わりました。
Q5. バラの剪定では、芽のどこで切ればよいですか?
A. 芽の少し上で切ります。新宿御苑の資料では、良い芽の上3〜5mmが目安です。勉強会では、芽のきわで切ると芽が乾いてしまうので少し離して切ると教わりました。
Q6. バラの夏剪定の時期はいつですか?
A. 勉強会では、関東では9月上旬ごろがよいと教わりました。京成バラ園芸の剪定・誘引でも9月10日ごろまでに行うとし、つるバラは夏剪定をしないとしています。
Q7. 鉢植えのバラの土は、どれくらいで入れ替えますか?
A. 毎年、または2年おきが目安です。勉強会では、替えないとよく咲かないと教わりました。京成バラ園芸の2月の管理では、2月が鉢替えの適期で、10号以上の大きな鉢なら2年に1度でもよいとしています。
Q8. 鉢植えのバラは黒星病を防ぎやすいですか?
A. 雨の当たらない軒下に置けば、黒星病にかかりにくいと教わりました。京成バラ園芸の病害虫対策によると、黒星病の菌は地表面や葉にいて、雨によって伝染します。
Q9. バラの肥料はいつ、どのように与えますか?
A. 勉強会では、花が終わったあと、2月ごろ、夏の剪定のあとが基本で、液肥は濃いものを一度に与えるより薄いものを何回も与えたほうがよいと教わりました。京成バラ園芸の肥料では、寒肥は地植えのバラにだけ行い、鉢植えには行わないとしています。
Q10. バラの株元に穴があり、削りくずが出ているときはどうしますか?
A. カミキリムシの幼虫が入っていることが多い合図です。勉強会では、カミキリムシは枝の上のほうにはまず入らず根元に穴が出るので、その穴に専用のスプレーを吹き込むと教わりました。薬剤は、製品のラベルでバラに使えるか、使い方と回数を確かめてから使います。
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切り戻し剪定とは──芽の上と分かれ目で切る、枝を短くする庭師の技
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
出典・参考情報
- 京成バラ園芸「バラの基本的な育て方」: 剪定・誘引、肥料、病害虫対策
- 京成バラ園芸「バラの育て方」月の管理: 2月、9月、12月(いずれも関東平野部が基準)
- 新宿御苑 グリーンアカデミークラブ「バラを育ててみたい方に」(新宿御苑のバラを作る人と語るガイドウォークの資料)
- 京都府 農林センター 環境部「バラ黒星病(Black spot)」
- 佐賀県農業試験研究センター「果樹の枝幹害虫対策」(カンキツのゴマダラカミキリの防除)
- バラの家 公式本店「ロサオリエンティス」(育種家 木村卓功氏のブランドの紹介)
- 株式会社トシ・ランドスケープ「切り戻し剪定とは──芽の上と分かれ目で切る、枝を短くする庭師の技」

































