オオシマザクラ 剪定・土壌改良 大田区中央

昨年2021年より個人邸のお客様のお庭に植栽されている
オオシマザクラの樹木医診断と樹勢回復治療のご相談を頂いております。
植栽環境、土壌環境(植栽基盤)に制約も多く、
コフキタケ(コフキサルノコシカケ)の発生や、枝先から衰退があります。
先日のブログで紹介しました、ベッコウタケと同じく
木を腐らせる力が強く、葉が茂って見た目は健全でも木の内部は腐っていることがあり、
台風などによる倒木の危険性があります。
このオオシマザクラの状態は、腐朽率(内部の腐った状態)はまだ維持が可能な状態であり、
幹や太枝からは活力のある胴ぶき枝が多数発生していている為、
枝先の衰退枝、枯枝は数年をかけて剪定し、胴ぶき枝で樹形を作り直しながら再生予定です。
- オオシマザクラ 剪定 殺菌癒合剤
- オオシマザクラ 剪定 ツリークライミング
- オオシマザクラ 剪定 殺菌癒合剤
根の伸びられるスペースが限られている為、大きく育ちすぎると枝先からの衰退傾向にありますが、
胴ぶき枝を利用して一周り小さく管理していくことで、
台風などの風当りによるリスクや、枝葉の再生力を保つことが出来ます。
昨年から実施している割竹挿入土壌改良法も場所を変えながら施工します。
掘削した際の根は鋏で綺麗に切り戻します。
- 割竹挿入法 土壌改良
- 割竹挿入法 土壌改良
コフキタケ、ベッコウタケというキノコが発生している状態は、
幹や枝の中にキノコの菌糸が張り巡らされており、キノコという花を咲かせて、
そこから胞子(花で言う花粉のイメージ)を拡散させている状態になります。
除去自体に大きな効果はありませんが、今回は手入れの中で除去し養生しました。
- コフキタケ コフキサルノコシカケ
剪定の切除面には殺菌癒合剤の塗布、土壌改良と合わせて緩効性肥料も施しながら、
5年計画の中で今年も引き続き経過観察を行なっていきます。
引き続きよろしくお願いいたします。
株式会社トシ・ランドスケープ
高木の剪定や伐採作業の施工実績 一例
■保存樹木クスノキ 剪定作業 板橋区
■港区麻布台 東京アメリカンクラブ様 エントランス高木樹木剪定
■台東区浅草橋 銀杏岡八幡神社様 高木樹木伐採
■大田区多摩川 マンション・集合住宅 保存樹木伐採
■渋谷区恵比寿 個人邸 高木サクラ剪定
■世田谷区北烏山 マンション・集合住宅 高木樹木伐採
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