当社の樹木医は2025年3月から2026年8月にかけて、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」へのスタジオ生出演をはじめ、テレビ朝日・TBS・フジテレビの番組で相次ぐ倒木について解説させていただきました。BAUMのイベント監修や書籍への掲載とあわせて、これまでの広報活動をまとめてご報告します。
株式会社トシ・ランドスケープ(本社: 東京都渋谷区恵比寿、代表取締役: 中村雅俊)は、樹木の診断・管理と植栽づくりを手がける会社です。この1年半ほど、倒木の報道が続くたびに、番組の制作の方からお問い合わせをいただくようになりました。
広報活動の概要
- テレビ出演・取材: テレビ朝日・TBS・フジテレビの報道・情報番組(2025年3月〜2026年8月)。主なテーマはサクラの高齢化と、都内で相次いだ倒木
- イベント監修: スキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」のイベント「BAUM WELLNESS RITUAL RUN & WALK」(2025年)
- 書籍への掲載: 『BEAMS AT HOME For Wellness In Life』(宝島社、2022年)
- 講座・講演: 東京都公園協会様の樹木講座(2026年)、杉並区立大宮中学校のキャリア教育(2025年)など
テレビ出演・取材の一覧(2025年3月〜2026年8月)
放送の時期の順に並べています。番組名・局名は放送当時のものです。
- 2025年3月29日 テレビ朝日「グッド!モーニング」
サクラの高齢化と倒木の懸念について、髙尾がコメントしました。報告記事: 桜が「高齢化」 倒木懸念 テレビ朝日様 グッド!モーニング - 2026年3月12日 TBSテレビ「THE TIME,」
世田谷区の砧公園で3月7日・8日に続いた倒木事故について、髙尾が取材を受けました。報告記事: TBSテレビ「THE TIME,」 砧公園での倒木事故について樹木医として取材をいただきました - 2026年4月 テレビ朝日「サタデーステーション」
サクラの倒木について、髙尾が解説させていただきました。 - 2026年4月 フジテレビ「Live News イット!」
砧公園・千鳥ヶ淵のサクラ倒木を受けて、アーボソニック3Dによる樹木診断の様子を取材いただき、髙尾がコメントしました。報告記事: 砧公園・千鳥ヶ淵のサクラ倒木 樹木医としてフジテレビ「Live News イット!」様の取材を受けて - 2026年4月 TBSテレビ「Nスタ」
サクラの倒木について、現地で取材を受けました。 - 2026年4月10日 フジテレビ「めざましテレビ」
「Live News イット!」様の取材でお撮りいただいた樹木診断の映像を、番組内で使っていただきました。 - 2026年4月10日 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」
サクラの倒木について、髙尾が電話取材でお話ししました。 - 2026年4月12日 TBSテレビ「上田晋也のサンデーQ」
前日の4月11日に砧公園でロケを行い、なぜ倒木が相次いでいるのか、これから何に気をつければよいのかを、髙尾が現地で説明しました。 - 2026年8月18日 テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」
番組のパネルコーナーに、髙尾がスタジオで生出演しました(下記)。
8月18日、パネルコーナーにスタジオ生出演
8月の放送は、台風による倒木が各地で目立ったことと、3月・4月に東京で倒木が相次いだことを受けた企画でした。テーマは街の樹木の倒木です。「なぜ近年、倒木が相次ぐのか」「危ない木の見分け方」「街路樹を長持ちさせるために一般の人にできること」といった問いに生放送でお答えしました。
電話でのコメント、現地でのロケ、スタジオへの生出演と、半年ほどのあいだに取材の形が少しずつ変わっていきました。同じ樹木医が、同じテーマで、続けて声をかけていただけたことをありがたく受け止めています。
番組でくり返しお伝えしてきたこと──倒木は「老木だから」では説明しきれない
番組ごとに切り口は違いましたが、私たちがお伝えしてきたことは、ほぼ同じです。放送の時間では言い切れなかった部分を、ここで少し補足させていただきます。
倒木は、いくつかの条件が重なって起きる
倒木の原因として「老木化」がよく挙げられます。ただ、樹木は樹齢だけで危なくなるわけではありません。同じ樹齢の木でも、育ってきた環境、手入れのされ方、根・幹・枝の状態によって、健康状態は大きく違います。8月の出演にあたって番組からのご質問にお答えした中で、髙尾は「「老木だから危険」という考え方には少し違和感があります」と書いています。
砧公園のサクラが倒れた2026年3月7日も、最大瞬間風速は12.3m/sで、台風のような暴風ではありませんでした。その数日前の3月3日に31.0mm、4日に25.5mmのまとまった雨が降っています。木の衰え、根と土の支える力の低下、そこにかかった雨と風。この三つが重なった可能性を、当社の考察記事(東京都世田谷区砧公園のサクラ倒木(根返りを伴う倒伏)について 樹木医の考察)で整理しています。
「伐る」前に「診る」
倒れたから危ない、危ないから伐る。その判断の前に、なぜ倒れたのかを確かめ、残せる木を見極める手立てがあります。当社では、外観の目視による診断(外観診断)に加えて、疑わしい木には機器診断を行います。フジテレビ「Live News イット!」様の取材でご紹介したアーボソニック3Dは、幹の内部に音波を通し、腐朽や空洞の広がりを立体的に描き出す機器です。2026年からはピカス(PiCUS Sonic Tomograph。音波で幹の断面を画像にする音響トモグラフ)も使っています。
もちろん、人の安全が最優先です。不特定多数の方が通る場所で腐朽が深刻な木は、更新(植え替え)を判断しなければならない場面があります。そのうえで、剪定で枝の重さを減らす、生育環境を改善するなど、リスクを下げながら残す方法も一緒にお伝えするようにしてきました。
街の木の「いつもと違う」に気づく
危ない木の見分け方を聞かれたとき、髙尾がいちばん注意して見るサインに挙げたのは、根元や幹のキノコでした。ただし、キノコが出ているから即倒れるということではなく、「キノコが出ている=専門家に見てもらう」と考えてほしい、とお伝えしています。傾きも、以前から傾いているのか、最近になって傾きが変わったのかで意味が変わります。
髙尾の回答の結びは、次の一文でした。
「この木、前と違うな」 その小さな気づきが、倒木事故を防ぐきっかけになることがあると思います。
道路や公園の木で気になることがあれば、その木の管理者に知らせていただくことも、街の木を守る力になります。
スキン&マインドブランド「BAUM」のイベントを樹木医として監修(2025年)
2025年5月27日、当社は PR TIMES でプレスリリースを配信しました。株式会社資生堂のスキン&マインドブランド「BAUM(バウム)」が主催するイベントで、私が樹木医として監修を務めたことのお知らせです(PR TIMES のプレスリリース)。
イベントは2025年4月22日のアースデーに代々木公園で先行して開かれ、6月1日には一般の方が参加できる「BAUM WELLNESS RITUAL RUN & WALK」が、ニューバランス Run Hub 代々木公園を集合場所に行われました。当日は、姿勢・ウォーキングアドバイザーの坂本亜樹さんとご一緒にトークショーを担当し、都市の樹木の大切さや、木が持つ魅力についてお話しさせていただきました。
樹木の診断や管理とは別の分野ですが、公園の木々の下を歩き、走る人に木の価値を知っていただく機会は、街の木が守られていくためにも欠かせないと考えています。当日の様子は 代々木公園 BAUMのラン&ウォーク当日の報告(樹木医が監修) にまとめています。
書籍『BEAMS AT HOME For Wellness In Life』への掲載(宝島社、2022年)
2022年9月29日に宝島社様から発売された書籍『BEAMS AT HOME For Wellness In Life』に、髙尾が作庭したお庭を掲載していただきました。ビームスのスタッフの方々の住まいと暮らしをまとめた一冊です(掲載の報告記事)。樹木診断の仕事とは違う角度から、植物や石といった素材と暮らしのつながりを見ていただく機会になりました。
講座・講演
- 2026年9月28日 東京都公園協会様「暮らしに役立つ樹木講座 ~樹木で生活を豊かに~」(日比谷公園 緑と水の市民カレッジ)。私が講師を務め、樹木の木陰がもたらす涼しさと、植栽管理の実例についてお話ししました(講座のお知らせ)
- 2025年 杉並区立大宮中学校のキャリア教育「働く人の話を聞く会」。髙尾が講師として、樹木医・空師・庭師の仕事についてお話ししました(報告記事)
取材・監修のご相談について
倒木や樹木の健康、街路樹・公園樹木の管理などについて、樹木医としてお話しできることがあれば、取材・番組へのご協力やイベントの監修のご相談をお受けしています。お問い合わせのページ、または info@toshilandscape.co.jp までご連絡ください。樹木の診断のご相談は、樹木診断のページもあわせてご覧ください。
会社概要
- 会社名: 株式会社トシ・ランドスケープ(Toshi Landscape Inc.)
- 本社: 東京都渋谷区恵比寿
- 代表取締役: 中村雅俊(樹木医)
- 設立: 2018年
- 事業: グリーンメンテナンス(植栽管理)、ツリーリスクアセスメント(樹木診断)、ランドスケープコンサルティング
- ミッション: 都市の景観に付加価値を 人と都市をグリーンでつなぐ
- ウェブサイト: https://toshilandscape.co.jp/
番組や取材でご一緒した皆様、イベントにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
よくある質問(Q&A)
Q1. トシ・ランドスケープの樹木医は、どのようなテレビ番組に出演していますか?
A. 2025年3月から2026年8月にかけて、テレビ朝日「グッド!モーニング」「羽鳥慎一モーニングショー」「サタデーステーション」、TBSテレビ「THE TIME,」「Nスタ」「上田晋也のサンデーQ」、フジテレビ「Live News イット!」「めざましテレビ」などで、サクラの高齢化や相次ぐ倒木について解説しました。2026年8月18日には「羽鳥慎一モーニングショー」のパネルコーナーに樹木医の髙尾聡司がスタジオで生出演しています。
Q2. 樹木医への取材やイベント監修は、どのように依頼すればよいですか?
A. 当社のお問い合わせページ、または info@toshilandscape.co.jp までご連絡ください。倒木や樹木の健康、街路樹・公園樹木の管理など、樹木医としてお話しできる内容であれば、取材・番組へのご協力やイベントの監修のご相談をお受けしています。
Q3. 老木は倒れやすいのですか?
A. 樹木は樹齢だけで危なくなるわけではありません。同じ樹齢の木でも、育ってきた環境、手入れのされ方、根・幹・枝の状態によって健康状態は大きく違います。倒木は、木の衰え、根と土の支える力の低下、雨や風などの外力といった、いくつかの条件が重なって起きると考えています。
Q4. 危ない木を見分けるサインはありますか?
A. 根元や幹のキノコは、注意して見たいサインの一つです。キノコが出ているから即倒れるわけではありませんが、根や幹の内部で腐朽が進んでいる可能性があるため、専門家に見てもらうことをおすすめします。傾きは、以前からなのか、最近になって変わったのかが大切です。
Q5. BAUMのイベントで、樹木医は何を監修したのですか?
A. 2025年に資生堂のブランド「BAUM」が代々木公園で開いたイベント「BAUM WELLNESS RITUAL RUN & WALK」で、代表で樹木医の中村雅俊が監修を務めました。6月1日の回では、姿勢・ウォーキングアドバイザーの坂本亜樹さんとトークショーを行い、都市の樹木の大切さや木の魅力についてお話ししました。
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
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