根回しは、木を移植する半年から1年ほど前に、根鉢の外へ伸びた根を切り、太い根は皮を環状に剥いで残し、根鉢の中に新しい細根を育てておく作業です。樹木医が、国や自治体の仕様書と海外の研究をもとに、根回しの手順・数値・時期、環状剥皮のしくみ、根回しの効果と限界を図と表で解説します。
道路工事に伴う街路樹の移設、マンションや施設の改修工事に合わせた植栽の移植、学校や公園の記念樹の移植。木を別の場所へ移すとき、大きく傷むのは根です。根回しは、その傷みを移植の前に小さくしておくための準備で、国の仕様書や自治体の基準にも手順が定められています。一方で、「根回しをすれば必ず根づく」と言い切れるほどの研究はありません。この記事では、確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて書きます。
先に要点を書きます。根回しの効果として研究で確かめられているのは、主に「掘り取る根鉢の中の根が増える」ことです。根回しの有無で移植後の活着率を比べた国内の対照試験は、今回の調査では見つかりませんでした。根回しは移植の成功を助ける大切な準備ですが、木の健康状態、時期、移植先の土と排水と組み合わせて、はじめて生きてきます。
根回しとは──移植の前に、根鉢の中へ細根を育てておく作業
デジタル大辞泉は、根回しを「樹木などの移植の1、2年前に、広がった根を根もとを中心に残して切り、細根の発生を促すこと」と説明しています。国土技術政策総合研究所(国総研)の「街路樹再生の手引き」は、もう少し理由まで書いています。「根の先端部に多く分布する細根が掘り取りなどで失われることに対処するために、あらかじめ掘り取り前に根の一部を切除して養生し、根元近くに細根を発生させるもの」で、「移植を成功させるために可能な限り実施することが望ましい」としています(同手引き 1-114)。
会議の前に関係者の了解を取っておくことも「根回し」と言います。辞書では、木の根回しが第1の意味、交渉ごとの根回しが第2の意味です。コトバンクに収録された百科事典の解説には、もとは植え替え後の活着を容易にするための園芸用語で、事前に工作するという意味合いから転用された、とあります。仕事の段取りの「根回し」は、もとは樹木の植え替えの言葉です。
根回しの方法は、大きく2つあります。
- 溝掘り式:根鉢の周りに溝を掘り、太い根の一部(支持根)は皮を環状に剥いで残し、ほかの根は根鉢に沿って切る。深根性の木や大きな木に使う
- 断根式:根鉢より少し小さめの範囲を掘り回し、出てきた側根を切り離す。浅根性の木、直根の無い木、小さな木に使う
この記事で使う言葉を、先に表にまとめます。
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 根鉢(ねばち) | 移植のときに、根と土をひとかたまりにして掘り取る部分 |
| 細根(さいこん)・吸収根 | 水や養分を吸う細い根、根の先の方に多い |
| 支持根 | 根回しのとき切らずに残す太い根、木を支え、水を送り続ける |
| 環状剥皮(かんじょうはくひ) | 根や枝の皮を、ぐるりと一周、帯状に剥ぐこと、形成層まで剥ぎ、内側の木部は傷つけない |
| 形成層 | 樹皮と木部の境にある薄い層、ここで細胞が増えて太る |
| カルス | 傷口の縁にできる、盛り上がった柔らかい組織、新しい根はここから出る |
| 活着(かっちゃく) | 移植した木が新しい場所で根を張り、生き続けること |
なぜ根回しをするのか──掘り取りで失われる根と、新しい根が出るところ
木を掘り取ると、根鉢の外へ伸びていた根はすべて切り離されます。香港特別行政区政府の「Guidelines on Tree Transplanting」(2014年9月)は、移植のための掘り取りで、吸収根の最大90%が失われることがあり、それが移植の痛手(トランスプラントショック)の原因になると書いています。香港大学の Pryor は、英国の Institute of Chartered Foresters の会議の論文で、圃場で育てた木では根の長さの98%を超える量が失われる樹種がある(Gilman 1988)こと、水を吸う直径2mm未満の細根は5〜18%しか根鉢に残らないことを紹介しています。
葉はそのままなのに、水を吸う根の大半がなくなる。移植した木が弱るのは、この釣り合いが崩れるからです。根回しは、掘り取る日より前に根鉢の線で根を切っておき、切り口から出た新しい細根を根鉢の中に抱えたまま掘り取るための作業です。

根回しをしないで掘り取った根鉢(左)と、根回しをして養生した後の根鉢(右)。根回しをすると、根鉢の線の内側に新しい細根が増える(模式図。イラストは当社作成)
では、新しい根はどこから出るのか。Watson と Himelick(1982, Journal of Arboriculture 8巻)は、移植した木の根を掘り出して調べ、再生した根は、切られた根の外縁にできたカルスから、ほぼ例外なく出ていたと報告しています。直径4cm未満の根の切り口からは新しい根がたくさん出ましたが、4〜8cmの太い根のカルスからは、ほとんど出ませんでした。イチョウでは、切った根が最大10cmほど枯れ戻り、その奥の生きた形成層から新しい根が出ていました。

切った根の切り口の縁にできたカルスから、新しい根が出る。細い根(左)からは多く、太い根(右)からはほとんど出ない(Watson & Himelick 1982 の記述をもとにした模式図。イラストは当社作成)
この結果は、日本の溝掘り式のやり方と筋が通っています。太い根は切っても新しい根が出にくい。だから太い根の一部は切らずに残し、皮を剥ぐだけにして、木を支え、水を送る役を続けさせる。そして新しい根を出させたい所には、きれいな切り口を作る。新しい根を出させたい所は、つぶさず、裂かずに切ることが大切です。香港の指針も、根は鋭利で清潔な道具で、裂いたりつぶしたりせずに切るよう求めています。
研究データで見る、根回しの効果と限界
根回しの効果を数字で示した代表的な研究が、Watson と Sydnor(1987, Journal of Arboriculture 13巻5号)です。コロラドトウヒで、掘り取りの5年前に根を切っておいた木と、根回しをしなかった木の根の量を比べました(掘り取ったときの高さは約2m)。

根回しをしたコロラドトウヒは、根系全体の根の表面積が約2倍、根鉢の中の根の表面積が約4倍になった(Watson & Sydnor 1987 の要旨の数値をもとに当社作成)
根系全体の根の表面積は122,000cm²から245,000cm²へ、ほぼ2倍に増えました。根鉢の中に限ると、根回しをした木の根の表面積は約4倍でした。根系全体のうち根鉢に入っていた割合は、根回しをしなかった木で5.8%、した木で11.8%です。根回しをしても、根の9割近くは根鉢の外に残る。それでも、根系のうち根鉢に入る割合は倍になり、根鉢の中の根の表面積は約4倍になります。
一方で、根回しが活着を早めなかった研究もあります。Gilman(1992, Journal of Arboriculture 18巻4号)はタイサンボクで試し、「移植前の根回しは、タイサンボクの活着の速さを高めなかった」と結論しています。移植1年目の成長も「わずかに良い」程度でした。
国内では、林試移植法が知られています。国立林業試験場の浅川実験林長だった植村誠次博士が考えた移植の方法で、日本緑化センターが林野庁の補助事業として技術開発の試験を行いました。表の林試A法は、その方法の一つです。国内外の主な報告を表にまとめます。
| 研究・資料 | 対象 | 主な結果 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| Watson & Sydnor 1987 | コロラドトウヒ、掘り取りの5年前に根切り | 根鉢の中の根の表面積が約4倍、根鉢に入る根系の割合 11.8%(根回しなし 5.8%) | 根回しの効果を示す代表的なデータ |
| Gilman 1992 | タイサンボク | 移植前の根回しで活着の速さは高まらなかった | どの樹種にも効くとは限らない |
| Gilman らのライブオークの研究(フロリダ大学) | 苗圃でスペードによる根切り | 定期的な根切りと掘り取り後の養生で、移植の生存率100%の手順 | 苗圃の段階での根回し |
| Pryor(香港) | 街路樹の成木535本、9樹種 | 3段階の根回し(間隔は1か月未満〜6か月)、根回しの時期が成否に強く関わる樹種がある | 成木の大規模な移植の記録 |
| 堀大才「林試移植法の想いで」(2025) | 林木育種場の移転、大径木約300本 | 林試A法で95%活着、根回しをしなかった小径木約5,000本は「ほとんどが枯死したと聞いて」いる | 国内の実績、ただし回想と伝聞 |
| 直木哲ほか(樹木医学研究 29巻3号、2025) | 明治神宮外苑、20種90本を林試A法・無剪定で根回し | 根回しが原因の衰退は0本、もとから衰退していたイヌツゲ1本が枯死 | 2025年の国内の事例、移植後の活着率は未公表 |
出典: 各論文・記事(書誌は記事末の「出典・参考情報」)
堀大才氏の回想にある「大径木約300本で95%活着」は、根回しの力を物語る数字ですが、比べる区を設けた試験の数字ではありません。また、京都迎賓館で約350本を移植して95%が活着した例は、林試A法ではなく、剪定をせずに大きな根鉢で直接移植した数字です。混同しないよう注意が必要です。
表を読むと、根回しの効果を示すデータは、主に「根鉢の中の根が増える」という途中の指標です。根回しの有無で活着率を比べた国内の対照試験は、今回の調査では見つかりませんでした。「根回しで活着率が何%上がる」という言い方は、今の研究からはできません。

この記事に出てくる情報の確からしさの段階。仕様書の規定・自治体や教本の標準値・研究で確かめられたこと・経験則を分けて読む(当社作成)
根回しの手順と数値──溝掘り式と断根式
国土交通省の「公園緑地工事共通仕様書」は、根回しについて「一部の太根は切断せず、適切な幅で形成層まで環状はく皮」すると定めています。幅の数字は書かれていません。数字は、自治体の仕様書や施工管理の教本に出てきます。

溝掘り式の根回しの断面。根鉢の周りに溝を掘り、支持根は皮を環状に剥いで残し、ほかの根は根鉢の線で切る(模式図。イラストは当社作成)
手順は、おおむね次のとおりです。
- 根鉢の大きさを決める:高木・中木は根元の直径の4〜5倍が標準(日本造園組合連合会『造園初級技能の手引〔改訂新版〕』p.58)。県の仕様書には3〜5倍とするものもある(下の表)
- 根鉢の周りに溝を掘る:溝の幅は根鉢の直径の約10分の1(林試移植法を説明した特許 JP2007014204A)
- 支持根を残す:太い根を3〜4方向に残し、皮を環状に剥ぐ。ほかの根は、根鉢に沿って鋭利な刃物で切る
- 切り口と剥いだ所を手当てする:剥皮部の幹側の形成層に発根を促す薬剤、露出した材には保護の薬剤
- 埋め戻す:よく突き固める(香川県の緑化基準)。林試A法では、根鉢の外約15cmに畔シートを入れてバーク堆肥を詰め、稲わらでマルチングする
- 養生する:根巻き・縄締め・仮支柱、十分な灌水、必要に応じて枝透かしや摘葉(国交省の共通仕様書)

上から見た溝掘り式の根回し。支持根を3〜4方向に残して皮を環状に剥ぎ、ほかの根は根鉢の線で切る(模式図。イラストは当社作成)
根鉢の大きさは、資料によって幅がある
根鉢の直径は、根元の直径の何倍かで決めるのが一般的です。ただし、資料によって数字が違います。
| 資料 | 根鉢の直径の目安 |
|---|---|
| 日本造園組合連合会『造園初級技能の手引〔改訂新版〕』p.58 | 高木・中木は根元の直径の4〜5倍を標準 |
| 香川県 緑化基準(第4章)、鹿児島県・熊本県 植栽工事共通仕様書、造園施工管理の教本 | 根元の直径の3〜5倍 |
| 金沢市 植栽工事仕様書 | 根元の直径の4倍を標準 |
| 寒地土木研究所 緑化マニュアル(第4章) | 掘り取りのときは根元の直径の6〜7倍程度が望ましい |
| 海外の基準(Pryor、香港の指針が紹介) | 根鉢の直径:幹の直径=8:1〜10:1(米国 ANLA は胸高直径20cmで10:1、欧州は8:1) |
出典: 各仕様書・マニュアル・論文(記事末の「出典・参考情報」)。国内の資料は根元の直径を基準にしている。米国 ANLA は胸高の幹の直径を基準にしている

根鉢の直径の目安を資料ごとに並べた図と、根元の直径20cmの木での大きさ(各資料の数値をもとに当社が計算)
根元の直径20cmの木なら、4〜5倍で80cm〜1m(3倍なら60cm)、6〜7倍なら1.2〜1.4mです。造園連の手引は、現場で直径を出す方法として、ロープで幹の根元の周りを測り、そのロープを二つ折りにして幹を中心に円を描くやり方を紹介しています。こうすると、鉢の直径は根元の直径の大体4倍強になります(同 p.58)。
同じ手引は、鉢の深さを鉢の直径と同じか、その半分くらいの範囲で決めるのが標準で、実際には鉢の側面を掘って根の様子を見てから決めるとしています。鉢の形は、深根性の木は貝尻鉢(かいじりばち)、中庸性の木は並鉢(なみばち)、浅根性の木は皿鉢(さらばち)とするのが普通です(同 p.58)。
根鉢が大きいほど多くの根を持っていけますが、重くなり、運べる大きさや、移植先の植え穴の大きさとの兼ね合いになります。香港の指針は、移植の難しい樹種ほど、大きな根鉢の恩恵が大きいとしています(Watson と Himelick〈1997〉を引用)。
環状剥皮の対象と幅──国の仕様は「適切な幅」
| 項目 | 数値・方法 | 資料 |
|---|---|---|
| 環状剥皮する根の太さ | 根鉢の外へ出る直径おおむね4cm以上の根 | 日本緑化センター |
| 同(林試A法) | 当初は5cm以上、堀大才氏は今は2cm以上を勧める、直木ほかは3〜5cm以上 | 堀 2025、直木ほか 2025 |
| 剥皮の幅 | 15cm程度 | 香川県、日本緑化センター、施工管理の教本 |
| 同(ほかの資料) | 10cm程度、15〜20cm | 造園会社の解説、特許 JP2007014204A・直木ほか 2025 |
| 剥皮の深さ | 形成層まで完全に取り除き、材部(水を通す木部)は一切傷つけない | 国交省 共通仕様書、日本緑化センター |
| 薬剤 | 剥皮部の幹側の形成層にインドール酪酸のタルク剤などの発根促進剤、材部にチオファネートメチルのペースト剤など、林試A法ではオキシベロン2000倍 | 日本緑化センター、直木ほか 2025 |
出典: 各資料(記事末の「出典・参考情報」)
剥皮の幅に統一された基準は無く、国の仕様書は「適切な幅」とだけ定め、自治体や教本では15cm程度が標準です。幅が狭すぎると、次の節で書く「橋渡し」で皮がつながってしまうおそれがあります。

環状剥皮した支持根。皮(樹皮・師部・形成層)を帯状に剥ぎ、木部は残す。幹側(左)の切り口の縁にカルスができ、新しい根が出る(模式図。イラストは当社作成)
支持根を切らずに残すことには、2つの意味があります。1つは、皮を剥いでも木部は残るので、根の先で吸った水が幹へ送られ続けることです。京都大学の上賀茂試験地の報告や林試移植法の特許の説明は、このために地上部の剪定を最小限にできるとしています。もう1つは、太い根が木を支える支柱の役を続けることです。根を全部切る方法より木への負担が小さいのは、この2つがあるからです。
断根式──浅根性の木や小さな木
香川県の緑化基準は、断根式を「移植予定鉢より若干小さめの範囲の根鉢周囲を掘り回し、出現した側根を切り離す。地表から根切り鋏で側根を切る簡単な方法もある」と説明しています。浅根性の木、直根の無い木に使う方法です。掘り回す範囲を移植の根鉢より少し小さくするのは、新しく出た細根を、掘り取る根鉢の内側に収めるためと考えられます。
日本造園組合連合会の『庭づくりの技』も、エンピ(先のやや尖ったスコップの一種)で根元の周りの地面を突き刺して側根を切る「断根法」を、簡単な根回しとして紹介しています。切った所から細根を多く出させるためのものです(同書 p.53)。

断根式の根回し。根鉢より少し小さめの範囲を掘り回して、浅い所を横に伸びる側根を切る(模式図。イラストは当社作成)
根回しの時期と、移植までの期間
根回しは、春の萌芽前が最もよいとされます(施工管理の教本)。国総研の「街路樹再生の手引き」は、移植の適期を次のように書いています。
| 樹木の種類 | 移植に適した時期(街路樹再生の手引き) |
|---|---|
| 落葉広葉樹 | 樹木の成長が止まる休眠期から萌芽前まで(厳冬期を除く) |
| 常緑広葉樹 | 春芽が動きはじめる直前と梅雨期 |
| 針葉樹 | 休眠期の2月上旬から萌芽前までと、休眠期に入った時期 |
出典: 国土技術政策総合研究所「街路樹再生の手引き」(国総研資料 第885号、平成28年3月)1-114
同じ手引きは、根回しが必要な場合は移植の半年から1年ほど前に行い、養生の期間は樹種や木の大きさによって異なるとしています。施工管理の教本の目安は、春に根回しをして、落葉樹はその年の秋か翌春、常緑樹は翌年の春から梅雨に移植するというものです。針葉樹は春の萌芽前に根回しをし、翌年の萌芽前に移植します。状況によっては、さらに1年後にずらします。

春に根回しをした場合の、移植までの期間の目安(施工管理の教本と国総研「街路樹再生の手引き」の記述をもとに当社作成)
| 資料 | 根回しから移植までの期間 |
|---|---|
| デジタル大辞泉 | 移植の1、2年前 |
| 国総研「街路樹再生の手引き」 | 半年から1年ほど前 |
| 施工管理の教本 | 春に根回し、落葉樹はその年の秋か翌春、常緑樹は翌年の春〜梅雨 |
| 香港の指針(2014) | 成木は2方向ずつ段階的に根を切り、各段階の間は最低1か月、移植の工程全体で最低12か月 |
| 直木ほか(2025) | シラカシは5月に根回し、9月の掘り取りで良好に発根(無剪定・50%剪定の区) |
出典: 各資料(記事末の「出典・参考情報」)
文献のおおよその目安は、根回しから移植まで半年〜1年、大きな木や移植の難しい木は1〜2年です。大きな木では、根鉢の周りを一度に切らず、半周ずつなど2回以上に分けて切る方法があります。香港の指針や英国の規格 BS 4043 に由来する、段階掘り(stage digging)と呼ばれるやり方です。
時期について、海外の研究も一つ紹介します。Watson と Himelick(1982)では、ノルウェーカエデを芽が膨らむ3月に移植したものは根の再生が最も悪く、5月に移植したものが最もよい結果でした。著者らは、炭水化物の供給が足りなくなるのは早春の新しい枝が活発に伸びる時期だけだとして、この時期の移植を避けるよう勧めています。一方、トネリコとイチョウでは時期による有意な差がなく、1年後の生存率は97%でした。萌芽前に根を切っておけば、新しい枝と根が蓄えた養分を奪い合う時期と重なりません。
根回しのときに枝を強く切ることにも注意が要ります。直木ほか(2025)の試験では、根回しのときに強く剪定したシラカシは、ほとんど発根しませんでした。新しい根をつくる糖をつくるのは葉です。香港の指針も、移植の前の強い剪定や芯止めを避けるよう書いています。
環状剥皮のしくみ──師部だけを断ち、木部の水の道は残す
樹皮の内側には、外から順に、師部(しぶ)、形成層、木部が並んでいます。葉でつくられた糖は師部を通って根へ運ばれ、根で吸った水は木部を通って葉へ上がります。環状剥皮は、このうち師部と形成層までを帯状に取り除き、木部は残す処理です。

環状剥皮した根の中の流れ。糖の流れ(師部)は剥皮部で止まって幹側にたまり、水の流れ(木部)は剥皮部を通り続ける(模式図。当社作成)
剥いだ帯で師部が途切れるので、幹から根の先へ向かう糖は、剥皮部の幹側の縁で止まってたまります。カナリーマツの幹を環状剥皮した研究(Frontiers in Plant Science、2015)では、剥皮部の上側で糖とデンプンがたまって幹が太り、下側では芽がたくさん出ました。柑橘の研究(Li、Weiss、Goldschmidt 2003、Annals of Botany)でも、剥皮部の上側で炭水化物がたまり、下側の根では糖とデンプンが大きく減っています。根回しでは、このたまった養分を使って、剥皮部の幹側の縁にカルスと新しい根ができます。上から下へ運ばれる植物ホルモンのオーキシンも、剥いだ所でせき止められると考えられています。
木部は残っているので、根の先で吸った水は剥皮部を通って幹へ上がり続けます。剥皮部より先の根は、すぐには死にません。「切らずに残す」というのは、水の道を残したまま、糖の道だけを止めて、新しい根の出る場所をつくることです。
ここで大事なのが、剥ぎ残しと木部の傷です。日本緑化センターは、「剥皮部に形成層や、し部が少しでも残っていると、その部分に新たな樹皮が形成されてつながってしまい、剥皮の効果がなくなります。また材部を傷つけると、水分と無機養分の通りが阻害されます」と注意しています。皮がつながって元に戻ることを「橋渡し」と呼びます。カナリーマツの研究でも、師部がつながり直した木では、剥皮部の上端から縦に伸びた組織が両側をつないでいました。ブドウの環状剥皮について広島県の研究も、「薄皮が少しでも残ると効果は大きく劣る」と書いています。
環状剥皮の幅は、目的で変わる──取り木・ブドウ・巻き枯らし
環状剥皮は、根回しのほかにも使われます。どれも「師部を断ち、木部を残す」という同じしくみですが、何をしたいかで剥ぐ幅が変わり、皮をつながらせるかどうかも逆になります。

環状剥皮の幅と、皮がつながるかどうかを目的ごとに並べた図(各資料の数値をもとに当社作成。取り木と巻き枯らしの幅は園芸や事業者の経験則)
| 目的 | 剥ぐ幅の目安 | 皮をつながらせるか | 資料の種類 |
|---|---|---|---|
| ブドウの着色・糖度を上げる | 5mm〜2cm | 約1か月で癒合させる | 農業試験場の成果 |
| 取り木で枝から根を出させる | 枝の直径の1〜2倍(太い枝は3〜4cmまで) | つながらせない | 園芸の経験則 |
| 根回しで新しい根を出させる | 15cm程度(10〜20cmの資料がある) | つながらせない | 自治体の基準・教本 |
| 巻き枯らしで木を枯らす | 20〜30cm | つながらせない、幹の全周 | 事業者の経験値 |
出典: 各資料(記事末の「出典・参考情報」)。取り木と巻き枯らしの幅は公的な基準・査読付きの根拠を確かめられなかった目安
取り木──枝の途中から根を出させる
取り木は、枝の皮を環状に剥ぎ、湿らせた水苔などで包んで、剥いだ所から根を出させ、根が出たら切り離して新しい苗にする方法です。根は剥皮部の上側(枝の先の側)から出ます。インドゴムノキの観察でも、剥皮した部分の上側からだけ根が出ています。剥ぐ幅は枝の直径の1〜2倍、太い枝で3〜4cmまで、などと園芸の解説に書かれていますが、いずれも経験則で、公的な基準は確かめられませんでした。関東の平地では、4月下旬から6月に始めて9〜10月に切り離す、という解説があります。

取り木の流れ。枝の皮を環状に剥ぐ(左)、湿らせた水苔で包んでフィルムで覆う(中)、剥皮部の上側から根が出たら切り離す(右)(模式図。イラストは当社作成)
発根を促す薬剤には、インドール酪酸(IBA)がよく使われます。岩手県の試験では、IBA 0.40%のオキシベロン液剤の4倍液にリンゴの台木の挿し穂を瞬間浸漬し、活着率が上がりました。これは挿し木の試験で、取り木の試験ではありません。
ブドウ──狭く剥いで、1か月ほどで癒合させる
果樹では、実の色づきや糖度を上げるために、幹や主枝を狭い幅で環状剥皮します。葉でつくった糖を根へ流さず、実の方へ回すためです。各地の農業試験場の成果を表にまとめます。
| 資料 | 品種 | 幅・時期・部位 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 長崎県 成果情報(平成20年) | 巨峰 | 幅5mm、満開30〜40日後、主枝 | アントシアニン1.5〜1.7倍、8割を収穫する時期が8月20日頃から8月10日頃に早まった |
| 九州沖縄農業研究センター 成果情報 | サニールージュ | 幅1cm、満開30・40日後、地上1mの主幹 | 2017年の40日後の区で果皮色6.6(処理なし3.5)、糖度20.4(同19.4)、約1か月で癒合し、翌年の花穂の着き方に差なし |
| 九州沖縄農業研究センター 成果情報 | ロザリオビアンコ | 幅2cm、満開35・45・60日後 | 糖度は45日後の処理が最も高く、収穫時はどの区も18度以上 |
| 広島県 総合技術研究所 | 安芸クイーン | 幅5mm、主幹 | 従来の2cm幅より狭くしても効果は同じ、広くすると癒合不良のおそれ |
| 山梨県 果樹試験場 | ピオーネなど | 幅5mm、満開30〜40日後、主幹 | 着色の向上、糖度の上昇 |
出典: 各県・九州沖縄農業研究センターの成果情報(記事末の「出典・参考情報」)

ブドウ「サニールージュ」の主幹を幅1cmで環状剥皮した区と、処理しなかった区の果皮色と糖度(九州沖縄農業研究センターの成果情報の数値をもとに当社作成)
果樹の環状剥皮は、狭い幅で一時的に糖の流れを止め、1か月ほどで皮をつながらせて元に戻すのが原則です。根回しが15cmほどの幅で、皮をつながらせないのとは、目的が逆です。
巻き枯らし──幹の全周を剥いで、根を飢えさせる
幹の全周を広い幅で剥ぐと、根へ糖が届かなくなり、根が弱って、やがて木全体が枯れます。伐採の代わりに使われることがある「巻き枯らし」です。河川敷に広がった外来樹種ハリエンジュ(ニセアカシア)を9年間追った研究(日本緑化工学会誌 40巻3号)では、巻き枯らしの後も幹や水平根から萌芽が出ましたが、伐採より根からの萌芽は少なく、萌芽を年2回以上取り除けば枯らせると考えられました。水平根で木どうしがつながっていることがあるので、林全体で処理するのが効果的としています。
経済産業省の審議会資料は、ニセアカシアの駆除について、少なくとも4年間は萌芽を取り続ける必要があるという報告(崎尾 2003)を紹介しています。処理の時期は、開葉後の春(田村ら 2008)、根の蓄えが少ない8月上旬(山田ら 2008)、関東では6月頃(崎尾 2015)と、研究によって見解が分かれています。剥ぐ幅を20〜30cm、枯れるまでを6か月〜1年(大木は1年以上)とする情報は事業者の経験値で、査読付きの根拠は確かめられませんでした。
害としての環状剥皮──根元を絞め付ける根(巻き根)と樹木医の診断
環状剥皮と同じことが、木の意図しない所で起きることがあります。幹の根元を巻くように伸びた根が、太るにつれて幹を絞め付ける「巻き根」(ガードリングルート、絞め付け根)です。絞め付けられた所では水や養分の通り道が圧迫され、ゆっくりとした環状剥皮と同じように、通導が妨げられます。

巻き根。根元を巻くように伸びた根が、太るにつれて幹を絞め付ける(イラストは当社作成)
米国の研究から、数字をいくつか挙げます。Watson と Clark(1993)は、ノルウェーカエデが成熟するまでに巻き根で失われる木を、精度に限りがあるとしたうえで10〜40%と見積もっています。アナーバー市の街路樹のノルウェーカエデ336本の調査では、巻き根の平均の直径は6.4cm、1本あたり平均2.4本でした。1998年にミネソタ州を襲った大きな暴風では、失われたシナノキ類の73.3%が、巻き根に圧迫された所で折れ、その多くは地面の下で折れていました(ミネソタ大学 Gary R. Johnson、2000年)。
植える深さとの関係も分かっています。カエデを地際の高さどおりに植えてから3年後、幹の周りに占める巻き根(なりかけを含む)の割合は14%でしたが、15cm深く植えると48%、31cm深く植えると71%でした(Arboriculture & Urban Forestry 32巻6号)。

植える深さと、幹の周りに占める巻き根の割合(Arboriculture & Urban Forestry 32巻6号の数値をもとに当社作成)
移植した木では、掘り取りで太い根を切ると、その切り口から出た根の伸びが、のちに巻き根になることがあると指摘されています(Watson ほか 1990 を引いた Arboriculture & Urban Forestry の論文)。根回しや移植が終わった後も、根元の様子を長く見ていく必要があります。
樹木医の外観診断では、根元の張り出し(ルートフレア)が見えない、幹の根元の片側が平らになっている、樹冠の片側だけが弱っている、といった様子から巻き根を疑い、根元の土を取り除いて確かめます。支柱の結束やワイヤーが幹に食い込むのも、同じしくみの害です。今回の調査では、結束の食い込みやシカ・ネズミによる剥皮で枯れた割合などの数字は見つかりませんでした。
根回しがうまくいかない原因と、移植前の診断
根回しの失敗の原因として、資料に挙がっているものを表にまとめます。
| 原因 | 何が起きるか | 資料 |
|---|---|---|
| 切り口が粗い・つぶれている | 新しい根の出る切り口が傷む | 香港の指針(切り方: 鋭利で清潔な道具で、裂いたりつぶしたりせずに切る) |
| 剥皮が不完全、または木部を傷つけた | 皮がつながって剥皮の効果がなくなる、水と養分の通りが妨げられる | 日本緑化センター |
| 根鉢が小さすぎる | 持っていける根が少ない、移植の難しい樹種ほど影響が大きい | 香港の指針 |
| 根回しのときの強い剪定 | 新しい根をつくる糖が足りず、ほとんど発根しない | 直木ほか 2025(シラカシ) |
| 時期の誤り | 萌芽直後の新しい枝が伸びる時期は、根の再生が悪い | Watson & Himelick 1982 |
| 移植先の過湿 | よく発根した根鉢でも、植え穴に水がたまって根が腐る | 堀 2025(京都迎賓館のエノキ) |
| 樹勢・構造・樹形の悪い木 | 原則として移植の対象にしない | 香港の指針 |
出典: 各資料(記事末の「出典・参考情報」)
移植先の過湿には、具体的な例があります。堀大才氏の回想によれば、京都迎賓館の現場では、林試A法でよく発根したエノキの大径木2本が、移植先の過湿で根腐れを起こして枯れました。埋め戻した跡に水がたまり、プールのようになっていたといいます。根回しで育てた根も、移植先の土と排水が悪ければ生きられません。

水はけの悪い土に掘った植え穴に水がたまり、根鉢が水に浸かった状態(模式図。イラストは当社作成)
根回しを始める前に、移植できる木かどうかを見極めることが、もう一つの前提です。国総研の「街路樹再生の手引き」は、根回しから養生、掘り取り、移植先の植栽基盤の整備までを移植の方法として示しています。当社は、その前に移植できる木かどうかを診断します。

移植の準備は、半年から1年前の根回しから始まる(国総研「街路樹再生の手引き」1-114、表-3.26・表-3.27 をもとに当社作成)
当社の移植適性度診断では、①今の樹木の健全度(外観・樹勢・病虫害・腐朽)、②根系の周りの環境(根鉢が確保できるか、植え枡の形)、③工事の日程と移植の適期が合うか、④根回しや養生の実施状況、⑤移植先の土壌と周りの環境が合うか、を評価します。根の広がりや傷み具合を詳しく見る必要があるときは、根系試掘調査と組み合わせることもできます。
樹種による移植の難しさは、資料によって評価が分かれます。クスノキ、ケヤキ、イチョウは、移植しやすいとする資料と難しいとする資料があり、今回は一次資料で確かめきれませんでした。樹種の名前だけで決めず、その木の樹勢と根の状態、移植先の条件を見て判断します。
根回しは、根の再生のしくみに沿った、筋の通った技術です。一方で、効果を示す研究の多くは「根鉢の中の根が増える」ところまでで、根回しさえすれば根づくわけではありません。移植の前の診断と、移植先の土と排水、そして移植の後の見守り。根回しは、これらとそろって、はじめて生きてきます。
よくある質問(Q&A)
Q1. 根回しとは何ですか?
A. 移植の半年から1年ほど前(辞書では1、2年前)に、根鉢の外へ伸びた根を切り、太い根は皮を環状に剥いで残して、根鉢の中に新しい細根を出させておく作業です。掘り取りで失われる細根を、移植の前に根鉢の中で補っておくために行います。
Q2. 根回しから移植まで、どのくらいあけますか?
A. 国総研の「街路樹再生の手引き」は、移植の半年から1年ほど前に根回しをするとしています。春に根回しをした場合、落葉樹はその年の秋か翌春、常緑樹は翌年の春から梅雨が目安です。大きな木や移植の難しい木は1〜2年をかけ、根を何回かに分けて切ることもあります。
Q3. 根鉢の大きさはどのくらいにしますか?
A. 日本造園組合連合会の手引では、高木・中木の根鉢の直径は根元の直径の4〜5倍が標準です。県の仕様書には3〜5倍とするものがあり、金沢市の仕様書は4倍を標準とし、寒地土木研究所のマニュアルは掘り取りのときに6〜7倍程度が望ましいとしています。海外の基準では、根鉢の直径と幹の直径の比を8:1〜10:1としています。
Q4. 環状剥皮の幅はどのくらいですか?
A. 根回しでは15cm程度が標準です。10cmや15〜20cmとする資料もあり、国の仕様書は「適切な幅」とだけ定めています。形成層まで完全に剥ぎ、内側の木部は傷つけません。ブドウの着色のための剥皮は5mm〜2cmと狭く、目的によって幅が大きく変わります。
Q5. 新しい根はどこから出ますか?
A. 切った根の切り口の縁にできるカルスや、環状剥皮した所の幹側の縁から出ます。研究では、直径4cm未満の根の切り口からは新しい根がたくさん出ましたが、4〜8cmの太い根からはほとんど出ませんでした。そのため太い根は切らずに、環状剥皮で残します。
Q6. 環状剥皮をすると、木は枯れますか?
A. 根回しのように根の一部を剥皮しても、木部が残っていれば水は通り続けるので、木は枯れません。ただし、幹の全周を広い幅で剥ぐと根に糖が届かなくなり、やがて木全体が枯れます。これを利用して木を枯らすのが巻き枯らしです。
Q7. 根回しをすれば、必ず根づきますか?
A. いいえ。根回しで根鉢の中の根が増えることは研究で確かめられていますが、タイサンボクで活着の速さが高まらなかった研究があり、よく発根した木が移植先の過湿で枯れた例もあります。移植前の診断、適した時期、移植先の土と排水がそろって効果が生きます。
Q8. 根回しに適した時期はいつですか?
A. 春の萌芽前が最もよいとされます。芽が動いた直後の、新しい枝が活発に伸びる時期は、根の再生が悪くなるという研究があります。根回しのときに枝を強く切ると発根しにくくなるので、強い剪定は避けます。
Q9. 巻き根(ガードリングルート)とは何ですか?
A. 幹の根元を巻くように伸び、太るにつれて幹を絞め付ける根です。水や養分の通り道を妨げて衰退や幹の折れの原因になり、深植えで増えることが分かっています。移植で太い根を切った後に巻き根ができることもあるので、移植後も根元の様子を見ていきます。
出典・参考情報
- 国土技術政策総合研究所「街路樹再生の手引き」(国総研資料 第885号、平成28年3月)1-114
- 国土交通省 都市局「公園緑地工事共通仕様書」(平成30年4月)
- 一般財団法人日本緑化センター「緑化樹木供給・技術情報」(移植・根回し)
- 香川県「緑化基準」第4章 施工の手法
- 鹿児島県土木部「植栽工事共通仕様書」(平成22年4月)
- 熊本県土木部「植栽工事共通仕様書」(平成16年4月)
- 金沢市「植栽工事仕様書」
- 寒地土木研究所 緑化マニュアル 第4章 樹木の植栽
- 特許 JP2007014204A「樹木の移植方法および樹木の移植用根鉢」
- 京都大学 フィールド科学教育研究センター 上賀茂試験地「外国産マツの根回し」
- 堀大才「林試移植法の想いで」樹木生態研究会「樹からの報告」(2025年3月14日)
- 明治神宮外苑再開発における林試A法による90本の無剪定根回しとモニタリング事例の詳細(樹からの報告)/直木哲ほか(2025)樹木医学研究 29巻3号
- Greening, Landscape and Tree Management Section, HKSAR Government「Guidelines on Tree Transplanting」(2014年9月)
- Pryor(香港大学)Institute of Chartered Foresters の会議論文(樹木の移植)
- Watson & Himelick (1982) Seasonal Variation in Root Regeneration of Transplanted Trees. Journal of Arboriculture 8: 305–310
- Watson & Sydnor (1987) Journal of Arboriculture 13(5): 126–130
- Gilman (1992) Journal of Arboriculture 18(4): 197–200(タイサンボクの根回し)
- Edward F. Gilman, UF/IFAS「Roots in the nursery」/Effect of Tree Size, Root Pruning, and Production Method on Establishment of Quercus virginiana
- Frontiers in Plant Science (2015) 6: 285(カナリーマツの幹の環状剥皮)
- Li, Weiss & Goldschmidt (2003) Girdling affects carbohydrate-related gene expression in leaves, bark and roots of alternate-bearing citrus trees. Annals of Botany
- 長崎県 成果情報「ブドウ『巨峰』主枝への着色向上のための環状剥皮処理時期」
- 九州沖縄農業研究センター 成果情報「ブドウ『サニールージュ』における環状剥皮処理の果皮着色向上効果」
- 九州沖縄農業研究センター 成果情報「ブドウ黄緑色系品種『ロザリオビアンコ』の環状はく皮の処理時期の拡大」
- 広島県立総合技術研究所 農業技術センター「瀬戸内沿岸部におけるブドウ『安芸クイーン』の着色向上技術の開発」
- 山梨県 果樹試験場「ブドウ巨峰系四倍体品種における着色向上技術の開発」
- 岩手県 平成15年度試験研究成果書「りんご台木の挿し木における発根促進剤(インドール酪酸液剤)の利用法」
- 日本緑化工学会誌 40巻3号(ハリエンジュの巻き枯らし)
- 経済産業省 審議会資料「ニセアカシアの駆除方法と対策事例」
- Effects of Planting Depth on Landscape Tree Survival and Girdling Root Formation. Arboriculture & Urban Forestry 32(6): 305
- Watson & Clark (1993) Regeneration of Girdling Roots after Removal. Journal of Arboriculture 19(5): 278–280
- Watson ほか (1990) Journal of Arboriculture 16(8): 197(巻き根)
- Gary R. Johnson(ミネソタ大学)『Advocate』2000年秋号(1998年の暴風と巻き根)
- コトバンク「根回し」(デジタル大辞泉ほか)
造園の技能の教本(一般社団法人日本造園組合連合会)
- 一般社団法人日本造園組合連合会『造園初級技能の手引〔改訂新版〕』(平成27年3月)p.58「樹木の掘り取り」(鉢の大きさの決定と掘り取り、貝尻鉢・並鉢・皿鉢)
- 一般社団法人日本造園組合連合会『庭づくりの技〜石・竹・植栽の道具と使い方〜』(平成29年)p.53「エンピ」(断根法による根回し)
教本・解説(公的な資料ではないもの。本文では「教本」「解説」「経験則」と書き分けた)
- 2級造園施工管理技士講座「植栽」
- アガルート 造園施工管理技士の講座の公開資料(植栽)
- 吉村造園「移植の手順」
- 山里の素人農業「取り木の方法」/緑結び庭工房「取り木の方法と時期」/インドゴムノキの取り木 環状剥皮法
- 木を枯らす方法(巻き枯らし方法)

































