夏場は週2回の灌水を行っています。お昼前から気温もぐんぐん上昇してくる為、早朝から実施しています。
昨年に引き続きのコンテスト開催中に灌水対応になります。合わせて咲き終わった花がら摘みや最盛期を過ぎた植物の剪定、除草を中心に手入れしていきます。
- 代々木公園 コンテストガーデン 東京パークガーデンアワード 東京都公園協会 樹木医 宿根草
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宿根草ガーデンの夏の蒸れと花後の剪定
春、夏は、混植されたグラス類を中心に植物の色や質感のレイヤーが圧巻の美しさを作り出していました。
夏場は乾燥だけでなく植物が繁茂しすぎてしまったことによる蒸れなども病気の発生に繋がったりと問題になることもあります。
今の時期は花の最盛期が過ぎたら早めに剪定をすることで、秋まで咲き続ける体力を温存させています。
生育旺盛な種類には、ボリュームを適度に抑えつつ上手に付き合っていく管理も大切だと実感しました。
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アガスターシェやルドベキアの切り戻し
アガスターシェやルドベキア、ヘリオプシスなど、新しい花芽が準備されているものはそこまで切り戻して軽くすることで、花の重みで下がった頭が立ち上がります。
ヘリオプシス・ブリーディングハーツの咲き出したばかりの花は赤みの強いオレンジ色ですが、咲き続けると徐々に黄色へと色が変化していきます。
グラデーションとなり入り混じって咲く姿も面白いですが、メンテナンスの指標としてもわかりやすいお花です。
花壇に影を落とすオリーブ
現在、宿根草ガーデンが広がる広場ですが、ところどころに花壇へ影を落とすオリーブが生えています。
このオリーブ、暑い夏の日差しを遮ってくれるため作業中はありがたい存在です。
一方、木陰になる部分は雨が当たりにくくなるため、水やりはガーデンの背面側にもできるだけホースを伸ばして実施しています。
太く古くなったオリーブの木にはオリーブアナアキゾウムシという昆虫の被害が頻繁に見られ、幼虫に幹の根元の樹皮の下を取り巻くように食害されたオリーブは、樹勢が衰え、やがて枯れてしまいます。
木が1本あるとないとで、周囲の日照や水分環境に与える影響が異なるため、メンテナンス中は花壇の中に目がいきがちですが、時々顔を上げ周辺の環境に目を配ることも大切だと思いました。

見頃の植物とガーデナーの手入れの工夫
今の時期は下記の植物が見頃になっています。
ユーパトリウム ”レッドドワーフ”
アガスターシェ ”ブルーフォーチュン”
ルドベキア ”ゴールドストラム”
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- 畑やかとうふぁーむ 宿根草 ガーデン 代々木公園 ガーデンコンテスト 東京都公園協会 樹木医
ガーデナーは植物が持つもともとの特徴だけでなく、手入れの仕方や時期を工夫することで、ガーデンの魅せ方の幅をさらに広げているとわかり、普段の植栽管理にも繋がるノウハウだと思います。
宿根草等を活用した見た目の美しさだけではなく、持続可能な社会に相応しいロングライフ・ローメンテナンスな花壇をテーマとしています。
ロングライフ・ローメンテナンスな花壇とは
丈夫で長生きな宿根草や球根植物を中心に、季節ごとの植え替えをせずに、主に植えっぱなしの宿根草で、異なる季節に開花する花壇になります。
代々木公園ではコンテスト終了後の花壇を残し、一般の公園植栽として管理していこうという取り組みが始まっています。ガーデナーの方々が工夫を凝らしたガーデンが、造っただけでなく長く来園者に親しまれる空間になると嬉しいです。
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東京パークガーデンアワードについて
代々木公園の原宿門から入ってすぐ右手の「オリンピック記念宿舎前広場」で、新しい発想を活かした花壇デザインを競うコンテスト「第1回 東京パークガーデンアワード」が昨年開催されました。
代々木公園でスタートした新たなガーデンコンテストは、第2回が神代植物公園で開かれています。このコンテストは、宿根草等を活用した「持続可能なロングライフ・ローメンテナンス」をテーマとしていて、デザインはもとより、植物や土壌の高度な知識が求められ、今までのものとは一線を画すガーデンコンテストです。植栽の維持管理目線でも大変興味深い内容でした。「ロングライフ・ローメンテナンスな花壇」とは、季節ごとの植え替えをせずに、丈夫で長生きな宿根草や球根植物を中心に使って、植えっぱなしで、異なる季節に開花の彩りが楽しめる花壇です。
この事業に関するお問合せ
事務局:東京都公園協会 公益事業推進課内
株式会社トシ・ランドスケープ
樹木医 中村雅俊
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